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落札率99.9%には本日、反対します。

今日は平成29年第2回市議会定例会の最終日です。提出されている議案すべてについて委員長報告ののち討論、採決が行われます。

午前中だと思います。ネット中継、終了後は速報などもありますので応援してください。

松島の討論原稿です。

平成29年第2回茅ヶ崎市議会定例会の議案につき討論いたします。まず、

議案第59号 工事請負契約の締結についてです。この契約は中海岸にある福祉会館と青少年会館の老朽化に伴い2つの建物を複合施設として新たに(仮称)茅ヶ崎公園体験学習施設として建設するものです。一般競争入札で行われ工藤・亀井特定建設工事共同企業体が税込9億2232万円、予定価格に対する落札率99.92%で落札者となり5月19日に仮契約をし、本契約をするための議案です。

入札資格がある対象事業者は10社ほどあったが、今回入札に参加したのは2社だけでした。

今回の落札者の中の亀井工業株式会社はここ最近の茅ヶ崎市の大型公共施設建設のほぼすべてを落札しています。

  1. 平成21年 茅ヶ崎市屋内温水プール建て替え(建築)4億6500万円(対予定価格 99.50%)
  2. 平成25年 茅ヶ崎市役所新庁舎建設65億7千万円(対予定価格 98.72%)
  3. 平成26年 松浪地区地域集会施設建設(建築) 3億2980万円(対予定価格 99.76%)
  4. 26年(仮称)柳島スポーツ公園整備事業→74億8758万4416円(対予定価格98.77%)
  5. (仮称)茅ヶ崎ゆかりの人物館 2862万円 (対予定価格97.50%)

今回の落札結果を入れると6つの建物の予定価格に平均対する落札率は

99.03%です。全国市民オンブズマンの調査では、「入札監視委員会設置で落札率が下がり、税金の節約になる」ことがわかっていることを取り上げ、私は平成26年より入札監視委員会の設置を求めてきました。茅ヶ崎市の落札率は高すぎます。相模原市では入札監視委員会を設置し議事録も公開しています。茅ヶ崎市も実施すべきです。6つの施設の合計金額は約150億円。落札率が下がれば、1パーセント下がっても1億5千万円、10パーセントでは15億円、20パーセントでは30億円の税金の節約ができていました。入札監視委員会を設置すれば入札参加企業も徐々に増えてくると思います。よって、議案第59号 工事請負契約の締結については反対します。

 

次に、議案第52号 茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてです。今回の条例改正で小学校3年生までだった助成が小学校6年生までとなります。小児医療費については中学校3年生まで助成の対象としている市町村も多く、茅ヶ崎市の小学校3年生までというのは県内最低でしたが、この条例改正によって同じ最低でも1市だけ飛びぬけて最低ではなく順位は変わりませんが横並びで最低までやっとなります。しかし、小学校3年生までは今までと同様に自己負担はありませんが、今回新たに対象となる小学校4年生から6年生までは自己負担が必要となり、自己負担額は1回500円です。子どもの貧困が社会問題となっている中で、1回500円は大きいと思います。政治の役割の一つとして富の再分配があります。子どもの医療費助成はいま最もやらなくてはならない事だと思います。

 

厳しい財政状況の中、1回500円の自己負担をなくしたら1年間で2700万円歳出が増える。継続的な運営を考えると1人1回500円の自己負担をしていただき税金の節約をすることは必要とのことでしたが、税金の節約は大型公共工事の落札率を下げることで十分できます。

今回、500円の自己負担については不満ですが、今までよりは1歩前進しますので賛成します。

 

その他の議案については賛成します。


城山三郎さんの足跡を訪ねて

名古屋まで行政事件訴訟法の勉強会へ行きました。勉強会は午後からだったので事務局に了解をとって以前から行きたかった 文学のみち 双葉館 を朝一番に訪ねました。

双葉館は、貞奴さんが川上音二郎さん亡き後、福沢桃介さんと再婚してから建てた家です。音二郎さんと建てて住んでいた家は茅ヶ崎中海岸にありました。今は跡地に建てられた美術館と松籟庵として茶室として利用されています。

双葉館の2階には名古屋で生まれた城山三郎さんのコーナーが1部屋を使って作ってありました。

城山三郎さんの人気は衰えず茅ヶ崎市で開催する城山三郎湘南の会には全国から参加してくださいます。

「茅ヶ崎市にある 茅ヶ崎ゆかりの人物館に置いてあるチラシで双葉館を知り、わざわざ訪ねてくださった方もいらっしゃいます。」と緒方館長さんから聞きました。茅ヶ崎市で今開催している「開高健・城山三郎二人展~茅ヶ崎を愛した二人の足跡を辿って~」のチラシも置いてくださっていました。市民活動の皆様方が手弁当で活動された成果です。多分、名古屋の双葉館でチラシを見て、茅ヶ崎まで訪ねてくださる方も少なからずいらっしゃると思います。

城山三郎さんの仕事机。メモなども見ることができます。

1階へ続く階段。美しい貞奴さんがお客様を迎えるために着飾って降りていたという。この建物は洋風と和風がマッチしている美しい建物です。住宅街の中に建っています。

雑誌の表紙の貞奴さん。貞奴さんの着物を展示している部屋もありました。

緒方館長さんと1階の広間のステンドグラスの前で。緒方館長さんは、茅ヶ崎での城山三郎湘南の会の総会などのイベントのために何度も茅ヶ崎市へお越しいただいています。1階にはステンドグラスの窓が何か所かありました。このステンドグラスの一部は複製を使っていたそうですが、古物商から連絡があり、本物が出てきたので名古屋市は買い戻したそうです。ステンドグラスはすばらしく美しかったです。

2階にあった貞奴さんの書斎。2畳でした。落ち着きそうです。

玄関にて。

この周辺には他にも保存していて見学できる建物がいくつかありました。建物を見るだけでも興味があります。ゆっくり見たかったのですが時間切れとなりました。名古屋観光ルートバス メーグルで研修会場へ急ぎました。

名古屋と茅ヶ崎

  • 城山三郎さんがお生まれになり、青年期まで過ごしていた名古屋。晩年亡くなるまですごした茅ヶ崎
  • 貞奴さんが川上音二郎さんと暮らしていた茅ヶ崎市と再婚して暮らしていた名古屋。

ご縁があります。私も名古屋から茅ヶ崎市へ来ました。26年前ぐらいになるでしょう。名古屋は大都会になっていました。名古屋はオンブズマンの活動も盛んで日本一ではないかとこの後の講師の先生から聞きました。調べてみます。


再度、入札監視委員会の設置を求めます

以前の議会で「入札監視委員会」設置を求めた時の回答を思い出したので再掲載します。

入札監視委員会の設置を要望

「茅ヶ崎は入札を適正に行っているので必要ない」と議会で財務部長から答弁。
仮に適正であっても監視機能が必要なのが民主政治の常識と考えます。相模原市では、完全な第三者監視委員会を設置。全国市民オンブズマンの調査では、「入札監視委員会設置で落札率が下がり、税金の節約になる」ことがわかっています。

◎大八木浩一 理事・財務部長 財務部長、松島議員の質問にお答え申し上げます。
本市におきましては、厳正に公平性、透明性、公正性を確保し、競争性のある入札を行っております。したがいまして、万が一にでも一点の曇りでもあるような情報が入った場合は直ちに入札を中止し、その状況を把握し、それを調査しやっております。したがいまして、今現在他市で行っているような委員会を設ける必要性はないのではないかと考えておるところでございます。以上でございます。

平成26年12月 第4回 定例会-11月28日-02号

 


落札率99.92%

中海岸の複合施設の落札者決定が議案として出ています。

入札に参加したのは2グループ。

落札者はいつも同じ亊業者の茅ヶ崎市の大型公共工事の現状

★ 平成21年4月30日  茅ヶ崎市屋内温水プール建て替え(建築)工事→亀井工業
決定価格 4億6500万円(対予定価格 99.50%)

★ 平成25年10月23日茅ヶ崎市役所新庁舎建設工事→亀井工業
決定価格  65億7千万円(対予定価格 98.72%) 価格では大成建設(株)横浜支社が約3億円安かった

★平成26年4月24日(仮称)松浪地区地域集会施設建設(建築) →亀井工業
決定価格  3億2980万円(対予定価格 99.76%)

★平成26年4月10日(仮称)柳島スポーツ公園整備事業→亀井工業
決定価格(税込)  74億8758万4416円(対予定価格98.77%)

~ミズノが亀井工業(株)より約三億円安いのに負けた!!~

★(仮称)茅ヶ崎ゆかりの人物館工事→亀井工業
決定価格 2862万円 (対予定価格97.50%)

★(仮称)茅ヶ崎公園体験学習施設建設工事(中海岸の複合施設)⇒工藤・亀井特定建設工事共同企業体

決定価格(税込)9億2232万円(対予定価格99.92%)

平均落札率は99.03%

上記にあげた温水プール、市役所、松浪コミュニティーセンター、(仮称)柳島スポーツセンター、ゆかりの人物館、今回の議案の中海岸の複合施設のすべては同じ事業者が落札しており、平均落札率は99.03%となる。

落札率の公表

長崎県の28年度建築課建築工事一式24件の平均落札率は92.2%

京都府33機関の平成28年8月1日~平成28年11月30日の一般競争入札合計の平均は89.3%

全国市民オンブズマン連絡会議では、真の競争入札(一般競争入札)が行われると落札率が80%台以下になると考え、根拠も示している。

茅ヶ崎市民文化会館耐震補強及び改修(建築)工事⇒大成建設株式会社が30億5208万円で落札(対予定価格99.63%)

平成29年3月23日議事録より抜粋・・議会最終日に追加議案として委員会審査なく本会議で審議された。以下、松島の質問

入札に参加した事業者は2社だけということで、入札事業者が少ないと思います。今使っている新庁舎ですが、昨年1月から使っている現新庁舎については、今回落札者となった大成建設株式会社の横浜支社は総合評価方式による評価で落札者となれず、今回2位になった戸田建設株式会社は戸田建設・亀井工業特定建設工事共同企業体として落札者となったものです。今回、2社だけの入札の参加事業者ということなんですが、参加事業者が少なかったという原因についてはどのように担当課としては分析されているのか、お答えいただきたい。

入札参加者が少ない茅ヶ崎市

3月議会で出された上記の文化会館耐震補強工事は2社のみが参加。今回の中海岸複合施設も2つの共同企業体のみが参加した。入札参加者が少ない理由を3月議会で質問したが、「昨今の社会情勢や工事の特性によるもの」とのことだった。今回はどのように分析しているのか本日の総務常任委員会で―質問があったが明確な回答は無かった。


小児医療費助成が県下最低の茅ヶ崎市

茅ヶ崎市の財政状況は2700万円/年、継続的に払えない

2700万円というのは小児医療費の自己負担分500円/1回の茅ヶ崎市民全体の1年間の合計額。

茅ヶ崎市は現在は、小児医療費助成は県下で最低。今まで、「財政状況からこれ以上助成はできない。市町村によって助成が異なるのはおかしい、国として助成するように求めていく。」等と議会で答弁していたが、県内で最下位である事からか6月議会に小学校6年生までの助成をする議案を提出している。昨日は環境構成常任委員会で私の担当だった。

現在は小児医療費助成は小学校3年生まで

中学校3年生まで助成の対象としている市町村も多く、茅ヶ崎市の小学校3年生までというのは県内最低。

茅ヶ崎市では自己負担1回500円が必要

小学校3年生までは今までと同様に自己負担はないが、今回新たに対象となる小学校4年生から6年生までは自己負担が必要となり、自己負担額は1回500円。(それ以下の場合は実費のみ)

  • 1回500円なので、例えば皮膚科と耳鼻科に行くとすると、それぞれ500円で合計1000円。
  • 朝行って、夕方心配だから再度行くと2回となり1000円。
  • もう一回来てくださいと言われて例えば月曜日と水曜日に行くと2回なので1000円。
  • 診察代金自己負担として500円払えば薬代は無料だか、塗り薬の容器代などは自己負担。

政治の役割は所得の再分配でもある

子どもの貧困が社会問題となっている。500円は大きいと思う。政治の役割の一つとして富の再分配がある。公共施設を税金で建てても使用しない人にとっては無駄遣いとなるが、子どもの医療費助成はいま最もやらなくてはならない事だと思う。

昨日の答弁を聞いていて腹立たしくなった。

1回500円の自己負担をなくしたら1年間で2700万円歳出が増える。継続的な運営を考えると財政上500円の自己負担は必要とのことだった。

今年度もホノルルへは行くのだろうか?

  • 今年3月には服部市長は88歳の長寿お祝い金(市合計額450万円)を廃止してホノルルフェスティバルとホノルルで開催される長岡市花火大会のためホノルルへ既に行った。http://mikikomatsushima.org/?p=1521
  • この4月から保健所政令市移行(県の保健所を市がやりたいと申し出て市が運営することになった)による市の持ち出しは約3億4400万円/年。しかし、5年後からは県の補助がなくなるとさらに1億2千万円以上かかる
  • ホノルル市交流事業費として29年度は約980万円予算化している。

それでも一歩前進なので賛成した

小児医療費の助成年齢の拡大の議案には賛成したが、今後、他の税金の使い方を追求していきます。こんな状況でホノルルへ税金で行くのはいかがなものか。政治姿勢を問いたいと思う。ホノルルとはネット会議もできる。すでに小学生の交流はネットで行っている。わざわざ行く必要があるのか追求が必要です。


散骨クルーズ体験

ご縁があって、散骨クルーズ体験に参加させていただきました。

これは船の中です。火が使えないため献花です。

 

30人乗りでした。

お墓、散骨などについて時々、質問されることがあるので、機会があったので参加してきました。今回は体験クルーズで、骨に見立てたのは小麦粉でした。

富士山が見えてうねりもほとんどなく、天候に恵まれました。

江の島も見えます。

海にお花を献花しました。それぞれ思い思いでということでした。やはり、3.11を思い出しますね。ご冥福をお祈りしました。

  • 散骨は陸よりも6海里(約12キロ)以上離れた場所で行う。
  • 自然環境を破壊しないように配慮する。
  • 御遺骨を粉末化にする。

水溶性の紙袋に包んで散骨するそうです。

散骨した回りを1周回ってお祈りして終了でした。来月、散骨するという方とご一緒できました。海が好きだったので、海だったら世界中つながっているのでどこででも海へ行けばお参りできるとおっしゃっていたのが印象的でした。


(仮称)柳島スポーツ公園⇔茅ヶ崎駅の送迎バス

(仮称)柳島スポーツ公園の送迎バスは約束のはず

市議会定例会2日目。一般質問が続いています。その中で、藤村議員が「 (仮称)柳島スポーツ公園のアクセスについて」質問をした。(映像速報のページとリンクさせています。始まって1時間位から。数日たつとリンク先が変わりますが、市議会の映像配信⇒藤村議員で検索していただくと出るようになります。)聞いていて違和感を覚えた。行政側の答弁は、

「柳島スポーツ公園へのアクセスについては、交通事業者への臨時バスの働きかけをしている」

等と「交通事業者への働きかけ」という回答に始終し、事業者であるスマートウェルネスパークが送迎バスを走らせるという回答は全く聞かれなかった。

送迎バス実施は入札時に高い得点と評価を受けた

市のホームページで今も見ることができる。

(仮称)柳島スポーツ公園整備事業 落札者決定のページに審査講評がある。

これが審査講評の8ページ。

その他優れた提案

「亀井工業ホールディングスグループについては、茅ヶ
崎駅から本公園までの送迎バスの運行や、大会・イベ
ント時に地元企業と連携したパーク&ライドの実施な
どを高く評価した。」

これが決め手となって価格では株式会社 ミズノ グループよりも約3億円も高かったが、落札者として審査員が決定した。

以下は、以前入手した「提案審査における選定委員会の提案評価調書」

少し見にくいが、応募者記号5が今回落札した亀井グループで隣の応募者記号19がミズノグループ。一番下の「市有提案に関する事項」の②自由提案事業の点数の集計では、ミズノグループ7.5点に対し、亀井グループは15点満点となっいる。ここで7.5点の差がついた。

合計点数は

  1. 亀井グループ    151.25点
  2. ミズノグループ   143.75点   この差は7.5点。

これが亀井工業グループが入札時に提出し、高評価を受けた。以下、上記の提案書より。

1 送迎バスの運行

  • 施設・プログラム利用者を対象に茅ヶ崎駅~公園までの周遊コースで送迎バスの運行を行います。
  • これにより公共交通機関を使って訪れる広域からの利用者だけではなく、歩くには少し遠い市内の利用者の皆さんが、気軽に公園を訪れることができます。

2.大会・イベント時のパーク&ライドの実施

  • 駐車場の混雑をほ避けるためにTOTO株式会社茅ヶ崎工場に200台など他3社に合計570台の駐車場を提供してもらい、そこからパーク&ライドを実施するとしている。
  • 神奈川中央交通との事業提携もあり、開園後、市バスの延伸やパーク&ライド時の送迎などについて協力をお願いしていく予定です。
  • 豊田スタジアムのJリーグ開催時のパーク&ライド運営の実績を有するため、このノウハウを活用した運営計画を策定し、実行します。

交通不便地域の解消に期待

(仮称)柳島スポーツ公園周辺は公共交通では不便な地域であるが、公園ができれば、送迎バスが通ることにより不便が解消されると多くの人が期待したのでは無いだろうか。

昨日の行政側の答弁ではこのことについて全く触れられていなかった。

事業者が出している(仮称)柳島スポーツ公園の概要パンフレットである。

自由提案施設・事業としてレストラン、サイクルステーションなどが書かれているが最も評価が高かった茅ヶ崎駅からの送迎バスの運行、パーク&ライドの実施については全く触れられていない。

送迎バスの運行とパーク&ライドの実施を!

入札時に提案したものであり、落札者となる決め手となった自由提案である。確実な実行をすべきであり、市長は政治責任をはたして事業者に確実に実行させるべきであるので追求します。

急ピッチで工事化進んでいる(仮称)柳島スポーツ公園。メーンスタンドの屋根が見えてきました。

左が工事中の(仮称)柳島スポーツ公園。一番右は国道134号線。正面が「道の駅」予定地。

6月議会で報告があったが、国道と交わる浜見平へ続く道(写真では左上から斜めの道)の交通管理者(県警)との協議に時間がかかっている事と用地買収の同意が得られていない場所がある事で28年度予算の一部が今年度に持ち越されることとなった。


指定管理者制度の問題について/一般質問の内容から

 

指定管理者制度とは?

平成 15 年の地方自治法の改正により指定管理者制度が創設され、平成16年度から茅ヶ崎市でも導入して来た制度。

委託ではなく、公共施設の管理運営について運営するのにふさわしい事業者を市が選定し指定すること。委託の場合は、その事業は委託された亊業者だが、指定管理者制度では運営の主体はあくまでも市である。

指定管理者制度の問題点も見え始め、直営に戻す自治体も現れている

総務省では、『指定管理者制度の運用について』では、「指定管理者制度については、公の施設の設置の目的を効果的に達成するため必要があると認めるときに活用できる制度であり、個々の施設に対し、指定管理者制度を導入するかしないかを含め、幅広く地方公共団体の自主性に委ねる制度となっていること。」としている。

費用対効果・サービス水準の検証が必要

「導入前と導入後に大きな違いがなかった。この制度導入によるメリットがよくわからない。」等、指定管理者制度の問題点も見え始めて、指定管理者制度をやめて、直営に戻す自治体も見られるようになってきた。

指定の取り消しを行った市区町村の最も多い理由は、「費用対効果・サービス水準の検証の結果」となっている。

茅ヶ崎市においても各施設における指定管理者制度導入の是非について、総点検、総検証を行う時期に来ていると思う。

指定管理者による運営の公共施設は現在 約90施設

新しい公共の形成」「行政経営の展開」の2点を新しい市政の基軸と位置づけ、行政運営の転換を図ることとし、民間に任せた方が効果的にできることはできるだけ民間への方向性は変わらないと市長答弁だった。私は

施設の設置目的の明確化がまず第一

施設ごとに施設の目的を再度見直し明確にしつつ、果たして指定管理者制度がその施設にとってふさわしいか否かを検証することがいま必要であると思う。

設置目的によって運営主体は変わるべき

他市の例としては

  • 市民の文化芸術活動との連携に主眼を置いた施設として市民文化会館を位置づけている市は直営で運営
  • 観光振興戦略の一つとして市民文化会館を重視している自治体では企画力、集客能力がある株式会社を指定管理者として運営

つまり、同じ施設であっても施設に対する市民の期待は様々であり、自治体ごとに違ってきます。また、時と共に設置目的も変化するものでもあると思う。今後、施設ごとに茅ヶ崎市としての施設の設置目的を明確にし、指定管理者制度による運営が適切であるか否か検証すべき。

市長答弁のように方向性としてできるだけ民間へというのはいかがかと私は思う。

非公募で元々の外郭団体が指定管理者となっている茅ヶ崎市市民文化会館

茅ヶ崎市民文化会館の運営は指定管理者制度で運営しているが、茅ヶ崎市では非公募で指定管理者を公益財団法人 茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団を指定している。

指定管理者制度で運営するのであれば、今後の指定管理者は公募が望ましいと思う。

議会のチェック機能が発揮できない!!問題

直営であれば議会で事業内容や事業費について予算、決算などで細かく質問が出来き、賛否を表明することができるが、指定管理者制度を採用している施設については議会の権限があるのは4年に1回など、施設によって年数は異なるが、指定管理者を指定するときのみとなる。

また、主催事業は、指定管理者の主催事業となるため、事業費、事業内容などについて議会で細かく質問することができない。(議会で質問しても事業者がいないために細かいことは答えられないから質問は控えることが議会運営委員会で決定した。)しかし、使われるのは税金で或る。無駄遣いの温床になりうる。

モニタリングが重要

きちんと運営されているか監視し、観察し、記録し、評価することが重要であるが、茅ヶ崎市のモニタリングは、指定管理者自身によるセルフモニタリング、市によるモニタリングと4名の学識経験者の方によるモニタリングとなっている。

利用している市民の意見が評価として表れにくい

利用している市民の意見が評価として反映されやすいモニタリングを実施している横浜市などの先進市の事例では、利用者アンケートを年に1回実施する事に加え、各施設ごとに利用者会議を開催して市民の生の声を集めで対応する事等を指定管理者に義務付けている。これらは市民サービス向上に有効であると思う。茅ヶ崎市でもすぐに取り入れるべきである。すぐにできることであると思う。

施設の使い勝手の良し悪しを最も判断できるのは利用する市民である、市民意見かが反映されやすいシステムへ改善すべき

茅ヶ崎市では現在、モニタリングを毎年行っていますが、効果的なモニタリングとするためには、指定管理者期間中に2回のモニタリング、1回目は指定管理者期間の半ばの早い時期に実施する気づきのモニタリング。これは指定管理者に課題について気づいていただき今後のサービスの更なる向上に励んでいただくためのモニタリングだそうである。そして、2回目は評価のためのモニタリングで最終評価をして、指定管理者選定に評価結果を数字として加算、または減点していく方法である。このような方法を指定管理者に課することで、利用している市民の意見が評価として反映されやすいモニタリングのシステムへ改善できると考える。

指定管理者制度運用の適正化のためには、システムの改善が必要

茅ヶ崎市では、

  1. 指定管理者制度導入に関する基本的考え方
  2. 【基本協定書】
  3. 指定管理者制度を導入した施設のモニタリングに関する指針

この3つを元に指定管理者制度の運営をしている。この3つを改定をしなくてはならないと思う。

例えば、

  • (苦情等への対応)では、委託者(茅ヶ崎市)は、受託者(指定管理者)に対し、苦情等の処理に関し必要な助言をすることができる。・・・本来ならば指導助言しなくてはならない責務であるはずなのに可能であるという消極的な記述で或る。
  • 利用者等の意見及び要望を定期的に把握し、管理業務の質の確保及び向上に資するため、指定管理者及び市において、毎年度、アンケート調査を実施するとしているが、市民の意見の公表有無や反映状況が不明確。

この3つを例えば「市は、助言指導監督しなくてはならない。」、「アンケート結果及び反映状況をHPなどで公表しなくてはならない」など市民意見がきちんと公表され、反映されるように改定すべき。

各地で浮上してきた指定管理者制度による問題点

茅ヶ崎市では勤労市民会館の運営等、指定管理者制度の導入により使い勝手の良さなど効果をあげている施設もあるが、各地で指定管理者制度に対する問題点も浮上して、自治体によっては指定管理者制度をやめて市の直営に戻す自治体も表れてきました。もっとも話題になったのは図書館だろう。幸い、茅ヶ崎市では図書館は直営で運営している。

図書館を利用率や貸し出し冊数で評価していたため,指定管理者である事業者が懸賞キャンペーンを行って、利用率や買い出し冊数を増加させて評価点数をよくした事業者が話題となりました。本来の木滝であるはずの読書をすることではなく、懸賞キャンペーンに応募するために子供たちが殺到し問題となったようです。図書館の本来の機能はなんだろう、単なる貸本屋ではないはずだという議論まで及んだと聞いています。

文化施設や地域集会施設など地域の文化の中心となれる場所は、公民館と同じように直営が望ましいのでは・・検討が必要

採算性を重視するのではなく文化の中心として市が直営で継続性のある事業を行うことができる。指定管理者では、持続性のある事業は難しい。指定管理者制度でよいのか常に見直しが必要であると思う。

指定管理者制度を導入している施設についても、施設の機能を再度見直し、直営に戻すことも検討すべき。

 


事業費欄が無い事業報告書

本日から6月議会が始まります。

毎年この時期に茅ヶ崎市土地開発公社と茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団の報告があります。昨年、「20万円のケータリングはどなたがお召し上がりになるのか?」で問題としました。

今年の報告書・・・予算書などで確認しましたが事業費がわからず調べたら、報告書そのものに事業費の欄が無いことがわかりました。

 

これが6月議会に提出された報告書です。事業費の項目が無く、どうやってチェックしろというのか?!!

本日12時までが資料請求の期限なので、朝一番に資料請求します。昨年は、「20万円のケータリングはどなたがお召し上がりになるのか?」関連で、

、27年度事業報告書では「冬休み 山田うんダンスワークショップ」の決算内訳

を資料請求しましたが、今年はすべての事業費と内訳について資料請求します。