市議会最終日。討論します!!

平成26年度第4回定例会討論
松島幹子として反対の議案についてのみ討論いたします。

議案第94号平成26年度茅ヶ崎市一般会計補正予算第7号

この補正予算の中には、都市交流事業関係経費として574万7千円が計上されています。姉妹都市を締結するまでは費用が掛かるとして当初から累計すると約2000万円かかりました。姉妹都市締結までは費用がかかるけれど、それ以後は市は黒子に徹して、市民に協力していただきながら市財政が厳しい折なので市民の税金をなるべく使わない形で進めていってほしいと要望し、もちろんですとの事で姉妹都市締結までの予算に賛成しましたが、これでは約束と違います。

まず、新年のレセプションパーティーへの市長の出席ですが、わざわざホノルルまで行って出席すべきでしょうか。新年のご挨拶は手紙などのカードで十分ではないでしょうか。逆にホノルルからは茅ヶ崎での新年の賀詞交歓会などにホノルル市長はお越しになるのでしょうか。お越しになるということは聞いておりません。また、運転手付きの車が1日当たり10万円と高額で、1月は3日分、3月は6日分で合計90万円が計上されています。ホノルル市長が茅ヶ崎にお越しになった時には茅ヶ崎市で車を出して移動しご案内して空港までお送りしています。ホノルル市では服部市長が訪問されても茅ヶ崎市と同じような対応をしていただいていないということだと理解します。これでは対等な関係である姉妹都市と言えるでしょうか。
また、3月はホノルルフェスティバル出店にかかわる委託料160万円や職員旅費などがが計上されています。わざわざ市の職員を派遣すべきでしょうか?茅ケ崎市の紹介であれば、チラシ等を宅急便で送って現地スタッフを雇ってPRした方が費用はずっと少なくてすみます。こんな時こそ姉妹都市を結んだホノルル市にご協力いただくべきではないかと思います。たとえば、ホノルルでのイベントの時にはホノルル市に協力してもらい、逆に茅ヶ崎でのイベントの時には、ホノルル市に協力してホノルルの案内チラシなどの配布をしたらよいのではないかと思いますので、都市交流事業関係経費として574万7千円が計上することには反対ですので、議案第94号平成26年度茅ヶ崎市一般会計補正予算第7号にいては反対いたします。また、修正案についての修正部分 SNS情報発信業務委託経費725万円を削ることには賛成いたしますが、先に述べましたようにホノルル市にかかわる都市交流事業関係経費574万7千円についても反対ですので修正案にも反対いたします。

議案第110号茅ヶ崎市総合計画基本構想の改定について

にも反対です。今回の改正は県が運営する茅ヶ崎保健所を県に代わって茅ヶ崎市が運営に乗り出す方向を進めるための改正でもあります。茅ヶ崎市総合計画基本構想の中間見直しの議案とともに提出された資料では、財政見通しについても書かれています。それによると茅ヶ崎市の借金、市債残高は一時は850億円弱になったこともあったと思いますが、平成26年度末は約930億円。その後少しずつ上昇し、平成32年度末には約1030億円の予測です。茅ヶ崎市の借金時計は 今日は、一時間当たり 約31万0778円ずつ 増えています。歳出見通しは、高齢化に伴い平成25年度決算と平成32年では扶助費は約19億円増加。職員の人件費は約21億円増加する予測です。保健所政令市へ移行するための人件費も当然見込まれているはずです。収支の見通しは平成28年から5年間で約91億円の不足が見込まれていると記載されています。
一方、収入、歳入の元となる市民税ですが、法人が少ない茅ヶ崎市は個人市民税がほとんどです。生産年齢人口の予測は、平成37年から減少に転じ、高齢者人口は逆に増加の一途をたどっています。歳入が増える見込みがないまま保健所運営に乗り出すのは財政上大きな負担になります。茅ヶ崎市は神奈川県に対して、現在の県の保健所を無償で使用する事とともに保健所運営を本格的にするまでの数年間、茅ヶ崎市から県に職員を派遣する費用と、県から職員を派遣する費用を県負担とすること、補助金等などの交付を県に要望してはいますが、すべてがかなえられるかはわからない状況です。このような中での保健所の運営は、さらに茅ヶ崎市の借金を増やし、財政状況を悪くします。また、現在の茅ヶ崎保健所は古くて使えないので近い将来、建て替えることは必至です。そして、私が一番危惧するのは、保健所政令市になれば、伝染病が発生した時にどのようにどこまで隔離して感染を防ぐか、茅ヶ崎市がこの判断をいち早く下して実行しなくてはならなくなります。災害だけではなく公衆衛生の危機管理をも今以上に茅ヶ崎市がしっかりやらなくてはならなくなるのです。職員には大きな負担となります。それでなくても地方分権改革(一括法)により今まで県がもっていた権限のいくつもが市へ移されていて職員の負担は増加しています。このような現状での保健所政令市への移行には反対ですので議案第110号茅ヶ崎市総合計画基本構想の改定については反対します。

議案第111号事業契約の締結についてです。

(仮称)柳島スポーツ公園事業について茅ヶ崎市初の民間活力を利用した手法であるPFIにより事業を実施するものです。契約した事業者がスポーツ公園を建設をするとともに20年間にわたり運動公園の運営も行い、茅ヶ崎市は建設費とともに運営費を20年間にわたり払っていくという手法です。契約者は運動公園を建てるだけではなく最低20年間、運動公園の運営もします。選定委員は市の部長3名と学識経験者6名です。この議案は、入札価格では約2億8千万円安かった総合スポーツメーカーであるミズノグループではなく、価格では約2億8千万円高かった亀井工業グループと74億8758万4416円で契約するための議案です。市民の方にこのことをお話しすると「ミズノってあのミズノですか?本当の話ですか?」と聞かれます。「そうです。あの総合スポーツメーカーで世界中にいろいろな種目の有名契約スポーツ選手がいる、あのミズノです。」とお答えしています。ミズノグループよりも総合評価で亀井工業グループのほうが優れているとして落札者と決定したのは9名からなる選定委員会です。提案内容の評価点で注目するのは、事業計画全体に関する事項で収支計画10点満点でミズノグループは7.5点。亀井工業グループは5点。リスク管理計画では5点満点でミズノグループは3.75点、亀井工業グループは2.5点。設計に関する事項の環境への配慮5点満点でミズノグループ3.75点。亀井工業グループ2.5点。工事管理建設に関する事項、工程計画では10点満点中、ミズノグループは7.5点。亀井工業グループ5点。施設の維持管理に関する事項 維持管理業務にかかわる取り組み方針5点満点 ミズノグループ3.75点。亀井工業グループ2.5点。修繕計画 10点満点ですが、ミズノグループ7.5点。亀井工業グループ5点といずれもミズノグループが得点が高いのです。今までこのような事業を受けたことがない、実績がない亀井工業グループが平成50年まで提案内容のすべてを遂行できるのか、できると評価した選定委員の責任は重いものです。亀井グループの構成メンバー8事業者のうち2事業者はNPO法人、1事業者は亀井工業の関連子会社、1事業者は茅ヶ崎建物管理共同組合となっており、NPO団体などがこのような長期契約を結ぶ前例はほとんどないという情報もあります。ではなぜ亀井工業グループが点数で上回ったかというと地元経済社会への貢献15点満点中、亀井工業グループ15点満点、ミズノグループ11.25点。自由提案に関する事項30点満点中 亀井工業グルーフ30点満点。ミズノグループ18.75点でその結果、総合評価点 亀井工業グループ79.27点。ミズノグループ77.92点でわずか1.35点の僅差で9名からなる選定委員会が亀井工業グループを落札者と決めています。

スポーツ公園をこれから建設して20年間運営する契約で、何が重要か。それは、ミズノグループの方が高得点をとった項目である事業全体に対する収支計画、リスク管理計画、設計の環境への配慮、建設工事中の工程計画ではないでしょか。また、亀井工業グループが高得点をとった地元経済社会への貢献は、何をもって貢献とするのか、地元企業を活用したから地元経済社会への貢献ではないと思います。茅ヶ崎市は地元だけで回していても将来的な発展性では限界だと思います。他から優れた事業者が参入してくることで地元経済社会へ波及効果があるのだと思います。私はこの柳島スポーツ公園事業は、地域を活性化させる茅ヶ崎の最後のビックチャンスだと思います。

また、私は特に自由提案に関する事項30点満点中 亀井工業グルーフ30点満点。ミズノグループ18.75点の提案はどのようなものだったのか調査をしました。ミズノグループ、亀井工業グループのどちらの提案書類も入手しました。ミズノグループの提案は話が半分だとしても、このような事業が茅ヶ崎市で展開されたらと夢が膨らみました。これこそスポーツ振興により地元経済社会への波及効果が期待できる提案だと思います。亀井工業グループの自由提案はコンディショニングセンター、いま市内にあるスポーツクラブを思わせるスタジオとすぐ近くに道の駅の計画もあるのに、レストラン、サイクルステーションの併設となっています。提出された資料はほとんど黒塗りのため市民がいくらでどのように使えるのかは不明です。また、自由提案部分は運営事業者の独立採算性となっており、利益が出たからと言って市財政にお金が来るのではなく事業者の利益となります。この提案のように民間のスポーツクラブのようなものを市の土地で運営するのであれば、市内の民間スポーツクラブに対しては民業圧迫になり、問題だと思いますが、この自由提案で選定委員会は亀井工業に30点満点中30点をつけ、ミズノグループには18.5点をつけました。なぜつけたのか、大いに納得がいきませんし、将来の子どもたちのスポーツ振興やまちづくりにも関わってくる大きな決定であり、この評価をした選定委員の採点については、適正であったか、今後調査が必要だと思っています。

以上のことから議案第111号事業契約の締結については、反対いたします。


市議会最終日。討論します!!」への2件のフィードバック

    1. 松島 みき子

      ミズノグループに施工してもらいたかったわけではありません。透明性の高い公正で公平な審査であってほしかっただけです。PFI方式で民間資金を活用して公共用地で実施する事業なので特に公平性や透明性は必要です。後で問題にならないためにも。説明責任をしっかり果たさなくてはならないと思います。
      20年間の運営も落札した事業者がやるし、茅ヶ崎市にとっPFI事業は初めての事なので、透明性や公平性などきちんと説明できなくては柳島スポーツ公園が出来上がって運営が始まってから市民からの苦情が殺到する事態にもなると思います。

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