暑くても冷える方

昨日は乳がんで片方を切除された方がお越しになりました。熱い日が続きますが、クーラーは苦手。体が冷えるので毎日、温泉で源泉近くの温度が高い場所で遅い時間に温めるそうです。遅い時間は人がいないので源泉近い場所を確保することができるそうです。

気持ちが良い~。温泉でもこんなに暖まらないよ。

味噌を使っているのでじわじわと内部に温度が入っていきます。「熱い!!」と言うまで器具をあてます。「熱い!!」という時間は人それぞれだという事が昨日良くわかりました。辛抱強い方が昨日は御2人。「熱くないのですか?」と聞いたら、「治療だから少しは我慢しなきゃ。」とのことでした。まだまだ駆け出しの私としては火傷しないかなぁ~と気になります。そーっと離してみたりしていました。皆さん、気持ちが良いとおっしゃってくださり、もちろん火傷もなしです。温熱療法はあとも残りませんので、お帰りには温泉に行くとおっしゃる方が多いですね。土地柄です。

温熱療法はあとは全く残りません

吸い玉?をされた方がおられました。丸い吸い玉の痕が背中にいっぱいありました。温熱療法はあとは全く残らないと話すと大変喜んでおられました。「もちろんお風呂も入れます」と話すと驚かれていました。もぐさをモクモク焚くので昔のお灸のイメージがあるのですね。

どくだみ草は効能があるそうです

お越しになる方は病気をされたり等で特に健康情報に敏感な方が多いので勉強になります。昨日聞いた「どくだみ草」の話です。

  • どくだみ茶を作る時には土用の丑の日が過ぎてからどくだみ草を積むこと。理由は二つ。①花が終わって葉っぱや茎に充分栄養が充実しているお茶ができる。②土用の丑の日を過ぎると天候が乾燥してきれいな色のお茶ができる。
  • どくだみ草の花だけを積んで、ホワイトリカー20度に漬けると蚊に刺された時の薬になる。
  • どくだみ草の花だけを35度に(1升に対して花は200)漬けたのを時々おちょこ1杯飲むと健康に良い。

以上、昨日聞いたお話しでした。昔からの地域の言い伝えらしいです。

乳房のツボ

先生から伝授されていましたので、昨日初めて切除された方に温熱療法を行いました。とても喜んでくださいました。

昨日撮った「どくだみ草」花が散ってしまった今からの時期がどくだみ茶作りには最適だそうです。
梅雨前に摘んだどくだみ草。変色しています。残念ながら失敗でした。

コメントを残す