<江の島ヨットハーバー>事件があった津久井やまゆり園との共通点

神奈川県の指定管理者制度による運営

元職員によって侵入され、施設の利用者男女が刺され、男女19人が死亡、男女26人が負傷するという痛ましい許せない事件が発生した津久井やまゆり園。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに負傷された方々の一刻も早いご回復をお祈り申し上げます。

事件があった津久井やまゆり園と江の島ヨットハーバーの共通点は、どちらも神奈川県の指定管理者制度によって本来は県がやるべき仕事を指定管理者として県が決定した民間が担って運営しているということです。

津久井やまゆり園において発生した事件について

担当する保健福祉局 福祉部 障害福祉課が記者発表資料をHPに載せていますが、県の対応については事件発生後しかありません。テレビなどでは津久井やまゆり園は事件発生以前からこの件で対応に苦慮していたことが報道されています。事件が発生する前の担当課と運営している社会福祉法人かながわ共同会との情報共有、連携・協働はどうなっていたのでしょうか。県はどのように対応していたのでしょうか。全く見えていませんし記者発表資料では事件発生以前の県の対応は書かれていません。今後、問題になるのではと思います。

指定管理者制度には課題もある

人件費削減や民間活力を導入することによって柔軟で民間の発想を活かした運営を目指して導入が進んできた指定管理者制度ですが課題もあることが指摘されています。

❶本来は行政の仕事であり、責任は行政にあることを忘れがち。

❷情報共有がされにくく協働すべきなのに難しい。

❸経費削減が目的化してしまうと提供するサービスの低下が起こる。

❹指定管理者である民間事業者を管理監督しなくてはならない仕事が行政の仕事として増える。

「今初めて聞いた話なのですぐにはお答えできない」7/24江の島ヨットハーバー

2020東京オリンピック会場に選ばれた湘南港、江の島ヨットハーバーですが、利用者の海上での安全確保のための指導や事故の際の救助業務のチーフとなるハーバーマスターが不在で運営していることが問題となり、7月24日の2020東京オリンピックに向けた湘南港利用者説明・意見交換会においても本来の議題ではないこの問題についての利用者からの声が多数出ました。オリンピックの準備についての意見交換には至らない状況でした。

「ハーバーマスターの事でこれだけ多くの人が意見や質問をしている。湘南港の運営体制を根本から見直し早急に体制を立て直さなければ前(2020東京オリンピックの議論)へ進めない事態であり、ハーバーマスター問題は重大な案件だと御認識されているか?」の質問に対してスポーツ局長の回答は「今初めて聞いた話なのですぐにはお答えできない。関係課に確認して対応する。」とのことでした。

情報が共有されていない

江の島ヨットハーバーのハーバーマスターが不在の状況の情報共有や対応はどのようになっていたのでしょうか。事故が起こらなかったのは幸いです。

コメントがすべて消されていた!! が、ここに復活保存しました。

私のフェイスブックの記事に寄せられたコメントが、情報提供者も私も削除していないのに消されています。フェイスブックでは復活できませんので、以下、保存できた情報を個人名等に配慮してアップします。利用者の声です。

★ハーバーマスターが4月から不在は間違っていません。 だから2日間の会議が大炎上したわけです。

★Aさんは以前の所長です。今回の社長が部長をクビにしたので引退していたのに再度呼び戻されたのです。 彼の人となりはハーバーの人なら皆さんよく知っています。ハーバースター不在で仕方なく社長が仮に役職押し付けただけで、本人も当然理解しています。 総務のB氏は全くの海の素人か、自らの会社の仕事の内容を理解できていない人ですね。或いは社長から言われたままを書いたのかもしれませ。 だけども、文章で回答もらったことは重要です。なぎさパークの理解度が公になったわけですから。

★海岸砂防課の元は県土整備局が担当部署だけど、ある人に聞いたら知事局に直接言うのが手っ取り早いそうです。 新クラブハウスの耐震計画見直し要求を提出した時も、県土整備局では全く相手にされなくて、知事から直接検討白との指示が出て、非難タワーが造られて経緯があります。凸凹の屋根をフラットにして非難スペースを求めたけれども、設計者が拒絶して今の状態になってしまいました。 部外者なんだから、別に下から上げていくことの必要性は無いと思う。

★天下り先として作った会社だから。元々は駐車場の管理専門の会社でしたが、駐車場ができるのが遅れて、仕事が無くて、ハーバー管理に参入した経緯があります。 現社長は実績を上げたくて、体験教室とか外部から見える部分にお金をかける方針にした結果、唯一の目玉の安全を外してしまった。全くの海の素人だからと言えるけれど、発注者の県の管理責任は大きいね。

4か月間、実質的にハーバーマスターをいない状態でいたわけで、偶然重大事故も起きなかったのですが、利用者のリスクは非常に大きかったわけです。 ハーバーマスターは、海の知識があるベテランセーラーとかが担当する役職で、欧米でもヨットクラブの会長していた人とか(名誉職じゃなく実質的に仕切っていた)、有名選手等の実績あるセーラーがなります。大規模な大会を開催する場合の現場の仕切りを行う立場のひとですから。 ハローワークに募集出す様な職種ではないのですがw

★日曜日は土曜日よりも更にパワーアップされた社長解任要求が続出したようですね。 県のHPで調べたら、指定管理の入札に提出した項目(これが評価されてリビエラリゾートよりも点数が良かった)部分を全部現在カットしています。 この点を、土曜日に質問したら、それはなぎさパークが自ら行うと言っている事で、県から求めた事じゃないっての回答でした! だけど、これらの文章でライバルとの比較審査を受けているのだから、これはコミットメントと考えるべき事で、回答に驚いたけれど、質問したい人が大勢いたので、あえて突っ込みませんでした。 オリンピックの説明会で出席して、それらの質問への回答を用意してきている職員が、指定管理会社の社長解任解任しとなんて質問されても実際は答えようがないわけだしw だけれど、この問題を解決しないと、オリンピックに関しての話し合いなんてできないでしょう。 ハーバーマスターって、県側のオリンピック実施時の窓口なんだから、本当は県のオリンピック関係者も自分達の問題だって考えるべきなんだけど。 職員が太っている理由で首にしたって噂も聞くけれど、これが本当でしたら、なんでも出来るわけで、噂に聞くほどすごい人みたいです。

http://www.s-n-p.jp/global-data/20160801174535677.pdf 8月1日付けで、なぎさパークのHPにこの様なお知らせがアップされているますが、読んでみて感じたことは、ここのワンマン社長はハーバーマスターという役職について何も知らないってことです。 日本で2回目のオリンピックハーバーになる江の島のハーバー管理をこんな素人で尚且つ間違った考えを持つ人が牛耳っていることを許している神奈川県の姿勢が驚きです。 よくこんな文章を外部に発信したとビックリしていますし、素人は恐ろしいってことです。 現在、スキルが無いから、保安庁、県警、消防と協力してなんて、海難事故対応を意図しているつもりらしいですが、何を勘違いしているのでしょうかw

神奈川県 県土整備局 河川下水道部 砂防海岸課からの回答

7/20に私は県のお問い合わせフォーマットからこの件について質問と要望を送りました。その回答が来ました。

お問い合わせフォームへの回答について8/2

日ごろより、本県の港湾行政に、ご理解とご協力を頂きありがとうございます。
このたび、お問い合わせを頂きました、湘南港の運営状況について、次のとおり回答します。
湘南港の指定管理者である株式会社湘南なぎさパークが、ハーバーマスターの候補者を募集していることは、県においても承知しているところです。同社からは、東京2020オリンピック競技大会・セーリング競技な
どの国際大会の開催に備え、数年後を見据えた運営が求められるなか、湘南港の組織強化を図るため、幅広く知見を有する専門的な人材を採用し、ハーバーマスターとして育成すると聞いています。
また、新たなハーバーマスターが就任するまでの間は、湘南港での経験がある管理部長がハーバーマスターを兼務し、定年を過ぎ、昨年度までハーバーマスターを務めた社員は、顧問として、社員等に対する教育、指導に当たらせると聞いています。
ご指摘のとおり、ハーバーマスターは、ヨットの安全管理業務において重要な役割を果たし、このことは、同社の事業計画にも記載されております。
県としては、ハーバーマスターが変更になったとしても、同社がヨットの安全管理業務を的確に遂行できるよう、ハーバーマスターの機能の確保を求めるとともに、利用者に対し、理解を得るようよう求めているところです。今後とも、ヨットの安全管理業務をはじめ指定管理業務を適正に
遂行するよう同社を指導してまいります。なお、今回の回答についてご不明な点がありましたら、下記まで
ご連絡ください。
県土整備局河川下水道部砂防海岸課 副課長 加治
電話:045-210-6501
平成28年8月2日
神奈川県 県土整備局 河川下水道部 砂防海岸課長 鶴木 拓也

情報共有と協働、すべての責任は行政にある

指定管理者に民間事業者を指定して運営させていても提供するサービスの最終責任は行政にあります。このことを忘れずに仕事をしていただきたいと思います。特に江の島ヨットハーバーは2020年の東京オリンピックのセーリング会場になる重要な港です。県と民間事業者で情報共有と協働をして素晴らしい運営をしていただきオリンピックを迎えなくてはならないと思います。私も利用者の一人として協力したいと思います。

茅ヶ崎市の指定管理者制度の点検も必要

江の島ヨットハーバー問題を利用者の一人として取り上げましたが、茅ヶ崎市でも茅ヶ崎市も指定管理者制度で多くのサービスを市民の皆様に提供しています。市の議員として茅ヶ崎市の指定管理者制度についての再点検、再検証をしなくてはならないと思いました。皆様からのご意見、情報をお寄せ下さい。

<参考>

津久井やまゆり園の指定管理者の選定結果等について

湘南港指定管理者に指定された団体の事業計画書

朝日新聞にこの問題が掲載されました!!(8/11)

江の島問題新聞アサヒ

「<江の島ヨットハーバー>事件があった津久井やまゆり園との共通点」への11件の返信

湘南なぎさパーク(江の島ヨットハーバー)を太っていると言う理由で、解雇された小川と申します。 経緯は、本社総務から、一昨年12月に突然 健康診断書を提出するように言われ(費用自己負担)提出したところ、本社に呼び出され 総務の鈴木氏、深沢女史と面談しました。この内容は、すべて録音しました。一例をあげると、鈴木氏から「その体型で、海に人が落ちた場合助けられるの?」ちょっと小バカにしたように言われました、私は6歳から江の島に住み、海を遊び場にしてきましたし、泳ぎも自信有りますから、「助けられます❗」と言いました。 すると、またバカにしたように「助けられるんだぁ~」と言われ、今でも正直ぶん殴ってやりたいです‼ その後、嘱託社員から様子見と言う事でパートにされ、解雇されました。なぎさパークは、従業員の事など何も考えていません❗

小川浩一さま
コメントありがとうございます。

ひどいですね。

!昨日、情報提供のお電話を利用者の方からもいただきました。
昨年9月ごろのこの件が発端となり、その後のハーバーマスターの件も発生して利用者の怒りが爆発して先日の会議に至ったと聞きました。電話でいただいた情報もまとめなくてはと思っているところです。

海は楽しいけれど怖くもあります。江の島の海を熟知している方がいらっしゃらなくなることは利用者にとって大変危険なことです。
湘南港は、江の島ヨットハーバーの利用者の救助だけではなく、近隣の海で何かあった時にもモーターボートで救助の応援に向かっていると聞いています。以前、私が海に出ていた時にも「ハーバーマスターは今日は伊豆へトラブルが発生したクルーザーの救助に行ってる。」と聞いたこともあります。そんな江の島ヨットハーバーは私たちの誇りでもありました。それがこんな事態になってショックだとみんな思っています。

何と申し上げて良いかわかりませんが、
公の場でこの事実を明らかにし、解決されることは小川様のためだけでなく利用者のためにもなります。
応援しています。どうぞよろしくお願いいたします。

小川浩一さま

コメントありがとうございます。
セーリングの楽しさをもっと広げたい。特にこれからの子どもたちに広げたいですね。
安全で気持ちよく利用できる、もちろん、海の上での判断は自分の責任。海に出て戻ってくるか否かは自分の判断です。安全は自分で確保するものですが、信頼できるスタッフが湘南港にいてくださると心強い、安心できます。
江の島ヨットハーバーの適正で良い運営を求めて私も利用者の一人として県には申し上げていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

8/9情報提供の電話を新たにいただきました。メモを見ながら忘備録もかねて掲載します。

 江の島ヨットハーバー問題の発端は、昨年(2015年9月)ボートサービスのスタッフの方が (株)湘南なぎさパークの総務のS氏に呼ばれ「あなたは太っているから契約を解除する。」と言われて解雇された事。
 昨年の暮、(2015年末)前部長とハーバーマスターが社長に呼ばれ、「ビンビールとワインをハーバー内で売りたい。」と言われたが、「びんは割れると危ないのでやめてほしい。ハーバー内をはだしで歩いている人もいる。怪我をする可能性が高く、危ない。ビンビールやワインの販売は反対。」と意見が合わなかったので意見が合わない二人を処分した。
 すでに7~8人、今の社長になって辞めている。
 (株)湘南なぎさパークは70歳まで再雇用制度で働くことができる。しかし、再雇用するか否かは社長の一存。
 当初、現社長からは部長やハーバーマスターに対して「オリンピックが終わるまでは頑張ってくれ。」と言われていたが、突然、昨年暮れに部長が退職。社長が気に入らないと契約更新しない。3月にハーバーマスターの契約更新をしなかった。
 (株)湘南なぎさパークの人事政策の失敗。
 海でトラブルがあれば、江の島からモーターボートで救助に行っている。海上保安庁もいるけれど、移動で人が変わる。安定的に長くいる人をやめさせるのはいかがなものか!!
 (株)湘南なぎさパークの現在の湘南港管理部長兼ハーバーマスターのS氏は元県職員で管理事務所で事務方の仕事をしていた人。現場の経験がないと思う。長年、江の島ヨットハーバーを利用している(40年以上)が救助しているのを見たことが一度もない。また、やめさせられたハーバーマスターよりも年齢は上なのでハーバーマスターを定年で辞めさせたというのは理屈が通らない。
 神奈川県は(株)湘南なぎさパークの社長に対して他の職へ移動するように打診したが「地位を捨てたくない。居座りたい。」と打診を断った。

以上、電話で聞いたことをまとめました。
最後の「神奈川県は(株)湘南なぎさパークの社長に対して他の職へ移動するように打診した」と言うのは、(株)湘南なぎさパークの社長の職が完全に県職員の天下り先であることが再度よくわかる話です。

なぎさパークの掲示やHPでの発表では、定年だから退職させて顧問にしたとの説明ですが、実際は定年はもっと前です。定年再雇用制度で新たにハーバーマスター(課長)の契約をして(嘱託契約ですから1年後との更新ですが、65歳までは雇う必要があります)、オリンピックまで云々との事だったわけです。
定年理由で引退させるなら、定年再雇用時にその旨を本人に伝えて、再雇用条件を提示るような事を一般の会社では行います。
単に、ビンビール事件で気に食わないから辞めさせたのを、老齢に元職員に兼任させたり、後任を育てる、3月に辞めさせてから慌ててハローワークに募集したり、最後は舵誌に募集を掲載して全国に神奈川の恥をさらして、これだけ嘘が多い人も珍しいです。朝日新聞記事も定年で引退させて様な書き方ですから、そのようになぎさパークで説明したのでしょう。簡単に判る事をこの様な言い方して逃げるのは益々深みにはまります。
小川氏もクレーンのオペレーターしていましたが、朗らか人で、確かに巨体ですがクレーンのクレーンのオペレーターに体重は関係ないですし、本人が文句言うのは当然ですね。
こんな事で辞めさせられるなら、背が低いとか他の肉体的な問題で社員を退職させられるわけで、こんなことが世の中に通るのでしょうかw

定年で引退させて顧問となぎさの掲示や新聞記事にも書かれていますが、なぎさパークも定年再雇用制度を採用しているわけで、ハーバーマスターは末に定年再雇用でハーバーマスター(課長)を継続して行うことで再雇用されているわけです。それがビンビール事件で、社長が気に食わないから年度契約ですから、役割を外した契約に変更したのです。だけども、若い人を育てる云々なら、その時点で継続する人を用意しておくべきが、引退した昔の所長を再登板させて兼務させハーバーマスターはおりますと宣言している。
4月以降ハローワークに求人出したり、舵誌に募集だして国内に江ノ島の恥を広めたわけです。
江ノ島の利用者を4月以降危険に晒せていたわけで、経営者として最低な行為です。個人の感情で、多くの人の命に関わることを無視されてきたことに対して、己で自覚が無いわけですから(周りから見れば嘘なにの、本人は己が正しいと思っているのかも)、指定管理を決定した県が対応すべきことです。
小川氏の事も言語道断な行為です。これができるなら、会社は肉体的な問題で簡単に社員を首にできるわけです。
冗談かと思っていましたが、本当に行ったとは全くあきれたことです。
神奈川県は指定管理を委託した当事者として、本件は以前より知っていて放置していたわけで、その責任は大きいです。特に、安全を無視して4月以降ハーバー管理をしている実態を改善していない責任は逃れられないでしょう。

㈱湘南なぎさパークの元社員です。

現在は離職し、新たな道を進んでいますため、匿名で失礼致します。
既に離職していますが、内情を理解しています私がこの問題に声を挙げる必要があると判断し、コメントをさせていただきます。
これまでの内容の通り、江の島ヨットハーバーではハーバーマスター及び小川氏の労働問題がこちらのブログ上で話題となっておりますが、全て事実です。これ以外にも、H24年6月付で現代表取締役が就任して以降、次のような不可解な人事異動・退社が引き起こされてきました。

・H24年 当時の湘南港管理部管理課長N氏が社長面談後、突然降格を言い渡され、公園管理部湘南海岸公園課へ移動。当時を知る人物は本人が無念であると泣いているのを周囲は目撃されていたそうです。
・H24年 当時の総務部部長S氏が家庭の都合により自主退社。しかし、挨拶周りの際、周囲には「あの社長にはとてもついて行けない」ともらしていたそうです。その後、総務部長の職は現代表取締役が兼任し、役職報酬を二重に取得しながら現在に至っています。新たな総務部長人事が決定するまでの臨時的な期間であるならまだしも、これを2年以上継続していることを、皆様はどうお考えになるでしょうか?
・H25年 皆様ご存じの通り、湘南港管理部ポートサービス課専従社員のO氏が健康上の不適切を理由に専従社員から期間臨時社員に降格。専従社員への復帰条件として、数か月間で50kg以上の体重減少を指示。この件に関して心身の苦痛を感じたO氏は、株主である神奈川県に文書で相談。その後、県はなぜかこの相談をそのままなぎさパークへ漏えいし、同社はこの件を会社への背徳行為と位置づけ、O氏を数週間の謹慎処分に課す。その後、H26年夏に臨時雇用の契約期間終了をもって雇用契約を解除。
・H25年 当時の公園管理部部長K氏が雇用契約の期間を残して突然の自主退社。周囲の社員は、同じ天下りではあったが、社長から良く思われていなかったと述べていたそうです。
・H26年 当時の総務部事業課長Y氏を突然降格し、湘南港管理部管理課へ異動。その後、職務を全うしていましたが、社長面談の際に早期退職を促され、この事で心身のバランスを崩し、H26年末に自主退社。結末は自主退社ですが、この背景には大きなパワーハラスメントが潜んでいる可能性があると推察できます。
・H26年 総務部事業課長の異動による空席の穴を埋めるため、同年6月に事業課長候補として事業課主事にS氏を採用し、H27年4月付で昇格人事。しかし同年6月に突然の自主退職。
・H27年 なぎさパークは駐車場事業の一環としてなぎさフェスタを開催。当初、案内誌やHP等で小雨決行としていたが、小雨のため開催を中止。このイベントで販売する予定であった瓶ビールが大量に在庫し、これを湘南港管理部事務所で販売することを現代表取締役が指示。湘南港管理部では、利用者の意見を広く聴取し、湘南港管理部全体で瓶ビールの販売を反対。その結果、長年利用者のために従事してきたハーバーマスターの職を解除し、当時の湘南港管理部長H氏を公園管理部業務員として異動を命ずる。ご存知の通り、ハーバーマスターは離職後、嘱託社員・顧問として湘南港管理部に再任し、湘南港管理部長H氏は自主退社。その後は皆様の周知の通りの現状に至っていると思います。

松島先生は、今回の江の島ヨットハーバーの問題をやまゆり園の事件と関連付け、警鐘を鳴らしていただいておりますが、現代表取締役就任後、既に会社内部ではこれだけの不可解な人事異動が繰り返されていることは、「大きな事件」であるとお考えにはならないでしょうか?

確かに社内の人事権は代表取締役に一存され、他社でもこのような人事異動は日々、繰り返されているのが現実でしょう。しかしながら、管理職のほとんどを神奈川県からの天下りで占めているなぎさパークという企業が今回の江の島ヨットハーバーの問題を引き起こし、その企業の代表取締役を神奈川県が任命しているのは疑いようのない事実です。ないぎさパーク代表取締役への任命責任を棚に上げ、いざ代表取締役が問題を引き起こした際には別企業であるので介入できないという神奈川県の見解は、江の島ヨットハーバーの所有者であり、指定管理制度を利用してハーバーを管理・運営している企業を監督する立場として果たして正論と言えるのでしょうか?
私には、監督責任を放棄しているとしか考えることができません。

今後、神奈川県が本気で監督責任を果たす覚悟がおありなら、この問題の早急な解決及び、株主であり天下り先である湘南なぎさパークへの抜本的な構造改革を行う義務があるでしょう。

私が在職していた間もそうでしたが、離職した現在でも、代表取締役を中心に総務部総務課長S氏及び総務部総務課F氏が実行部隊となり、正に会社を私物化しパワハラ等を横行する現状が目に浮かんでくるようです。
天下りの温床となっている構造が変わらない限り、いくら今回の問題が収束に向かったとしても、悲劇は繰り返される事になるでしょう。
私は、この大きなブラックの背景を纏った企業への潜んでいた問題を表面化するきっかけを作っていただきました松島先生には心から感謝致します。
また、今後在職する社員の方たちが少しでも報われるよう、声を挙げさせていただきました。

長文を失礼致しました。

今回の一連について
現に県関係者の方々及びなぎさ湘南パーク株式会社の皆さま方は閲覧されていると思いますが、Ⅰ(いち)あることは10あると判断され、今収益が黒字であっても黒字がブラックになり、ブラック企業のレッテルが貼ることになれば(もう既にブラックかも?)即赤字ついては倒産または解散になるでしょう!
経営者及び関係関係の方々は即素直に非を認め改善を願う次第です、経営者の方は非を認めないと最終的に経営責任を取ることに、しかし天下り先なのでそれほど現経営者は痛くも痒くないでしょう。
今回の件は放置すると又新たに案件が発生され、ひいてはオリンピック開催及び江の島湘南港の運営にも影響が出ます。是非猛反の上でより良い方向になるよう願います。
今までの経緯を見ると第三セクター(出資額県40%藤沢市20%等)の中小企業であっても労使協議会及び従業員代表の役割が果たせなく、社長自らが決定する状態で法律に疎い総務役職者及び総務課員の人質が問われます。
中小企業は人財が基本で、人財を粗末に扱うと根本的に破局に向かいます。企業は人の集団で人財第一です。社長自らが人心掌握し統括することは困難です。聞くところによると従業員代表は若い方で労働基準法も理解出来ず言われるままになってるようです。この際是非根本的に人財を観点に見直しを図って下さい、しかし、もう手遅れ感があります。
早期に当件を解決願う者です。
まず ハーバーマスターとしての役割(現場主義・関係団体の調整・ハーバー利用者の指導管理。救助作業など)はデスクの前でわできません、一日の大半は現場に従事すべきです。キャリア30年の人財は有効に活用すべきと思います。新人が来ても養成するに最低5年はかかると思いますことを予めヨット経験及び江の島ヨットハーバ利用50年以上の私が思います。
海難事故が起きては手遅れですし、オリンピックのヨット競技開催が危ぶまれることにオリンピック開催まで後4年です。

小川さん、良い人だったのに。
クレーンの担当になったり、駐車場の担当になった、、あれは退職させるためのたらい回しだったのでしょうか?そんな裏事情があったなんて知りませんでした。
いつも使っているハーバー、2020オリンピックに選ばれたハーバーが裏でこんなことになっているのが悲しいです。オリンピックハーバーになるためにプレゼンしていた他ハーバーから「それ見たことか!」言われないようにして欲しいです。

ちなみに昨年モータボートの事故があった時に、本当に助けてくれたのは保安庁ではなく江の島のハーバーマスターと他マリーナの方ですよ。

コメント、ありがとうございます。本当にそうですね。厳しい審査の中、江の島ヨットハーバーにしてほしいとい県知事は自信を持って名乗り出たのですから、運営体制をきちんとしなくてはなりませんね。県がなかなか動いてくれないので署名が始まります。私としては署名が始まる前に是正措置をしていただきたかったです。署名が広まることは、江の島ヨットハーバーの恥を広めることでもありますから。でもももう限界でこのまま放置できないというのが、県セーリング連盟も含めた見解です。署名が始まりますのでご協力お願いいたします。

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