昨日、2日間で「まちの課題を解決する図書館」をテーマに●海外事例に見る図書館運営の最適化●政策課題検討の前提となる2016年 経済動向 図書館マネジメント~公共サービス提供のあり方~というテーマの研修会へ行ってきました。前半の講師の先生は東洋大学客員教授 南 学先生でした。南先生は横浜市の職員を経て横浜市の参与等をご歴任になって現在は東洋大学の客員教授でいらっしゃるとのことで、どこかでお聞きしたことがあると思って考えていたら思い出しました。
(仮称)柳島スポーツ公園整備事業PFI事業者選定委員会 委員長 南 学 先生で茅ヶ崎市とはとてもかかわりの深い先生でした。
今回のご講義は副題が「ガラパゴス化している日本の図書館~貸出数追求の呪縛を超えて~」というテーマでアメリカ、韓国、台北市などスライドを見ながらとても勉強になりました。ご講義の中で「数年前にハワイに旅行したことがある。」とのお話しがありましたがハワイの図書館についての情報はいただけなかったのは残念でした。
(仮称)柳島スポーツ公園整備事業 PFI事業者選定委員会の審査結果は、審査講評として公開されていますが、審査の議事録はなく、それぞれの委員の点数を名前を伏した状態ででも公表すべきだと思うのですが、委員の合計点数しか公表されておらず、また、各委員が審査点数を書いた原本は、審査後1年たっていない時でしたが、破棄してすでにないことを確認しています。
この写真は昨年12月にホノルルからお越しになったホノルルのマーチン議長ご夫妻とのランチミーティングの様子です。場所は市民文化会館の会議室です。お弁当を食べながら行いました。
マーチン議長からは貴重な情報をいただきました。ホノルルでは今、オアフ島内に鉄道を整備し、それに伴って鉄道の駅の周りに住宅整備をする計画が進んでいるそうです。トロリーバスは観光客のためのもので住民の交通手段が不足している、住宅も不足しているとのことでした。茅ヶ崎市みたいに駅の周りに住宅があるようなまちづくりを目指しているとのことでした。
以前の私のブログ かんこ便り にはホノルルについてや柳島スポーツ公園について皆様に情報をお伝えして参りました。改選後は、私はホノルル交流検討委員会の委員でした。議長ご夫妻の歓迎レセプションは市費を使うべきでなく参加者の自己負担でと意見を出し1人5000円の自己負担での歓迎会でした。
会の様子です。
自己紹介とご挨拶をすべての議員がしました。
今回の市議会定例会では「アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市議会との友好議会協定に関する決議」が議会議案として出されました。これはホノルル市議会で全会一致で茅ヶ崎市議会との友好議会決議がされたことに応える形で出されました。
ホノルル市議会との交流に関する基本的な考え方として❶両市に置ける共通課題を交流する❷多岐にわたる交流事業をする❸次世代を担う子どもたちの人材育成をするという基本方針に基づく取り組みをするが、●極力予算(一般財源)をかけない●目に見える効果が生み出せる取り組みをする●多くの市民の理解を得ていくことを必須とする共通認識のもとに友好議会協定を締結するものなのでこの議案には賛成しました。
また、27年度はホノルルへは議長は行きましたが、他の市議会議員がホノルルへ行く予算は執行されませんでした。
一方、28年度予算のホノルル関係経費については反対しました。以下、討論です。
ホノルル市交流事業費 約1020万円 については理解できませんし、28年度も特定の団体へ補助金を出すことが予算審議の中で明らかとなったことも問題です。ホノルル市との交流には約1020万円予算付けがされている一方、茅ヶ崎市内在住の外国人へ毎週に日本語教室を行ったり、ホームステイを受け入れたり、国際理解講座、外国人による日本語スピーチコンテスト、その他、交流事業については、国際化に対応した地域交流の支援事業として茅ヶ崎市国際交流協会と連携して行っていますが、茅ヶ崎市は法人会員の会費として28年度も今までと同じ年間10万円の予算のみです。28年度も国際交流協会の会員の会費やボランティアでこれらの事業を行うこととなります。私は国際交流協会へ委託料や補助金を予算につけてほしいと申し上げているのではありません。茅ヶ崎市は市民力が高くボランティア精神の高い地域なのです。それだけにホノルル市との交流事業だけに1000万円を超える予算をつけることは残念ですし賛成できません。