新たなハコモノ建設のための用地買収?!!!

財政難の中、市がやるべきことなのだろうか?

雇用促進住宅 茅ヶ崎 宿舎が売却されることに伴って豊かな長寿社会に向けたまちづくりまちづくりき本方針ともにモデル地区としてこの場所を活用してハコモノを建てようとする案がある事をご存知だろうか?まだ議会には議案としてあがってきていないが、この場所を購入することを危惧していたら、会派ごとに説明があり昨日、説明を受けた。

 

図にある5棟で108戸あるが、現在94戸入居中。

税金で実施?!!

  • 土地を購入する。建物ごと。現状で購入する。
  • 空いた部屋をリノベーションして子育て向けに賃貸する。
  • 民設民営の高齢者住宅一部をして近隣の一般住宅からの住み替えを促進する事業を行う。
  • 香川公民館と図書館分館をここへ移設し、現在の香川公民館と図書館分館はコミュニティーセンターとする。
  • 5棟の建物は平成17年に耐震補強工事を行ったが、工事図面は残っていないと独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構は言っている。
  • 交渉により機構が現在耐震補強診断を実施中。
  • 耐震値が足りなかった場合でも耐震工事はせずに現状で売却される。
  • 現在の評価額は約19億円。一般に販売する場合の金額で、市が買い取る場合の金額は○億円なのでこれぐらいの金額で買い取る予定。(まだ公表は避けてほしいとの事なので○億円とします。)
  • 来年の3月議会に買取の補正予算を提出する予定。

質問

  • 市有地になると都市計画税、固定資産税が入らなくなるが、現在の税金は➡合わせて約630万円/年。
  • 購入費用はどうするのか➡市債発行を考えている。県、国からの補助金は社会資本整備総合交付金だが、年々厳しくなっている。家賃収入は現在でも5000万円~6000万円/年ある。長期で見れば採算が取れると考えている。
  • 小学校などの定数は大丈夫か?➡鶴が台小学校の地域なので、充分余裕がある。

買取には反対

  • 今年10月に静岡県河津町で複合施設建設をめぐり町長に対するリコールの賛否を問う住民投票が行われ、町長は失職した。市議会も建設には賛成多数で可決していたので今後は民意を反映していない議会の責任も問われるという報道もある。
  • 埼玉県神栖市では、建設中の「神栖中央公園防災アリーナ(仮称)」の規模見直しを問う住民投票が行われ、規模見直しに賛成する票が反対票を上回った。
  • 茅ヶ崎市民も行動を起こすと感じる。➡家の近くに小さな公園がほしいというのが市民の願い。防災倉庫すら置く場所がない自治会もある。※
  • 以前、フィッシュセンター跡地を買い取ると市長が発言したが、市民の反対で買い取りを断念した。現在は、結婚式場となっている。市が買い取るよりずっと良かったと思う。

公園を購入する費用はない。公園は借地でお願いしているが地権者の同意は得られない。➡売りたい地権者から同意が得られないのは当然です。

今回、○○億円出して用地取得することと、小さな公園さえ費用を工面できないとする説明の整合性はどう説明するのでしょうか?以下、29年度松浪地区市民集会質問への市の回答より引用させていただきました。

  • 借地公園の買取要望をしてきたが、費用が用意できないので買い取れないとの回答だった事。
  • 借地公園であった兵金山公園の廃止で、設置していた防災倉庫をやむなく移転しなくてはならず、公園がないので自治会で賃貸料を支払って設置している事。
  • 借地公園は同じように無くなっていく可能性が大きいが、買い取る方策がないと説明している。(が、このような買い取る方策はすぐにつくられる)
  • 現在、策定中の第4次実施計画での「緑のまちづくり基金」は3年間で111万円しかないが、限られた財源の中、市全体で調整した結果、新規の公園、緑地の確保のための予算は難しい。

「避難距離が長い」、「河川を横断した避難が必要となる」広域避難場所の課題地域から重点的に広域避難場所や避難場所の補助的機能ともなる公園や緑地の用地買収を行うべき

本日から市議会本会議が始まります。雇用促進住宅について質問する議員もいますので注目が必要です。私は明日、以下の一般質問を行います。

1 広域避難場所及び避難所について
(1)今回の広域避難場所の見直しのポイントと課題につい

(2)想定される避難所の課題について
2 記者会見室について
(1)現状について
(2)情報発信力の強化に向けて
3 市立病院医薬品窃盗事件について
(1)これまでの経過について
(2)裁判の現状について
(3)これからの対応について

文教大学経営学部経営学科の学生さんとの意見交換会

2017年10月23日にの18:15-19:05という短い時間でしたが、意見交換会がありました。学生にとっては授業の一環とのことでした。若い人と意見交換ができる貴重な時間となりました。政策課題の提供で私も簡単な5分ほどのプレゼンを用意して参加しました。

市内に大学があるということは大変ありがたいことだと改めて思いました。

私のプレゼンは政策を考えるうえで重要な人口と財政の話に絞りました。

全戸配布されている最新の市政だよりから取り込みました。歳入と歳出、単年度収支は黒字です。しかし、歳入の中には市債59億4050万円と繰入金1億5444万円が入っており、これらは一般家庭で言う借金と貯金取り崩しですので、歳入合計の734億6976万円-59億4050万円-1億5444万円=673億7482万円となり、歳出合計の706億8524万円と比べると33億1042万円、将来への負担が増えたことになります。