茅ヶ崎ゴルフ場の利活用に関する説明会の状況について

平成28年9月6日(火)18時半~20時過ぎまで浜須賀会館で説明会が行われました。50人の定員に対して参加者は140名以上。浜須賀会館で年1回の市長も出席して行われる市民集会よりも多い参加者でした。椅子が足りなくなりロビーの椅子なども出したがそれでも足りず立っていた方も多くおらにれました。私も床に座りメモを取りつつ聞いていました。すべて書き留めていませんが、様子をお伝えします。以下、ご参加の方のご質問とご意見です。

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会場に張り出された津波災害予想図。想定外を想定して作成された予想図です。

市長欠席

こんな大事な事なのに市長は欠席。茅ヶ崎市からは企画部長、企画経営課職員でした。

茅ヶ崎協同(株)青木代表、欠席はなぜか?

質問がでました。今回は優先交渉権者が決まったことの説明会。決定したのは神奈川県と茅ヶ崎協同(株)、茅ヶ崎市の3者であるのに神奈川県と茅ヶ崎市は来ているが、茅ヶ崎協同が来ないのはおかしいのではないか?という質問が出ました。➡県にある程度任せているので欠席との回答がありました。

着工までの間、放置されれば火災の危険がある

実際の着工まで3~4年、誰が防火管理をするのか?放火のリスクが高いのではないか?

協定を結ばれたら困る!!協定は認めない。

「県、茅ヶ崎協同及び市は、事業者と事業実施に係る基本協定を締結する。」(予定では今月中)となっているが、今の状態では協定には反対。結ばれたら困るという意見が出ました。

住宅から300mは離れなければ広域避難場所ではない!?

計画では住宅が約300戸となっているが、住宅が増えれば火災クラスターが増える。周り30m幅の緑地・公園等となっているが30mでは足りない。300mとすべきではないか。

富士山の火山灰の恐れ

この地域は津波より富士山が噴火した時の火山灰の方が厄介である。歴史を見ればわかる。その事をご存知か?計画に考慮されているか?

防音壁?!について

工事の時の話か?一番後ろで聞いていたので良く聞き取れませんでした。

道路渋滞で救急車などの緊急車両は?!!生活道はバンクする?!!

この界隈は今でも狭い道で緊急車両が通るのが厳しい状況。鉄砲道の先、134号線には(仮称)柳島スポーツ公園、道の駅の計画があり、茅ヶ崎ゴルフ場が開発されれば生活道である鉄砲道がパンクするのは確実ではないか?!どのような対策をするのか?

宿泊施設は継続できるのか?

ホテルは継続できるとは思わないがいかがか?➡ホテル、夏は良いけど冬はどうなんだ?という話が事業者からあった。

30年間(50年まで継続可能)の定期借地権について

開発しても30年間、継続できるのか?以前あった茅ヶ崎の象徴でもあった ホテル パシフィックでさえ継続できなくて壊されて、現在はマンションとなっている。継続できるのか?疑問である。

ゴルフ場として残してほしい

市民の意見では、「ゴルフ場として残してほしい。」という意見が圧倒な多数だったはず。7法人がゴルフ場を継続する事業提案をしたと聞いている。なぜ、そのゴルフ場を提案した事業者から聞き取り等をしてゴルフ場として残るように検討しないのか。それが行政がやる事ではないのか?住民の意見を反映させるのが行政の役割ではないか?➡ゴルフ場の提案はあったが、いずれも審査基準には至らなかった。

審査基準を考え直さなくてはならないのではないか?

ゴルフ場の提案が審査基準に至らなったならば、審査基準そのものを考え直さなくてはならないのではないか?審査基準がおかしいのではないか?

優先交渉権者とは認められない

情報公開、決定プロセスに問題がある。優先交渉権者として決めたことは認めない。(拍手多数)

防砂林まで広域避難場所に組み入れることについて

防砂林は細い松の木が密集していてとても人が入れない。それなのにゴルフ場が開発されて広域避難場所の広さが狭くなることから防砂林まで広域避難場所として入れる事には納得できない。いまの防砂林の現状をご存知か?

広域避難場所の半減は認められない

今まで1人当たり2㎡の基準で設定していた広域避難場所を1人当たり1㎡に基準を変えて約6万人分の広域避難場所として最低6万㎡としていることは容認できない。広域避難場所が今までの半分になる事を意味する。認められない。生命の危険が及ぶ。そんなことを行政がやっても良いのか?

津波の予想される防砂林まで広域避難場所に!!?

津波の浸水が予測されているのに防砂林へ逃げ込むことはおかしいのではないか?

私たちの意見はどこに反映されたのか??

今まで意見交換会や計画に対するパブリックコメントとして意見を文章で出してきた。しかし、それはこの計画のどこに反映されているというのか?また、今日の意見はこれからどのように反映するのか。その点をきちんとしてくれないと今日来た意味がない。ただ意見交換会をやりました、説明会を行いましたということで利用されるのはごめんだ。(拍手多数)

納得いくものがいなのでこの計画は白紙撤回してほしい(拍手多数)

行政として「住民説明会では白紙撤回の意見が出て、納得してもらえなかったので、この計画は白紙撤回させてほしい。」としても良いのではないか。白紙撤回してほしい。納得できるものは何もない。

本日付(9/8)の朝日新聞湘南版に記事が出ていました。

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松浪地区まちぢから協議会から茅ヶ崎市へ対して要望書が出ています。

★ゴルフ場の利活用において、広域避難場所の面積を縮小しないようにしてほしい

★一旦、商業的に開発されれば、市民と行政のコントロールが効かない土地となります。必要となった時に買い戻せる財力は県も市も持っていません。後の世の人が「残してくれてよかった」と安堵する、そういう計画のために全力で取り組んでいただきたい。

と松浪地区の自治会長、PTA、青少年育成推進協議会、食生活改善推進団体など会の代表30名の連名で出されています。

 

 

 

茅ヶ崎ゴルフ場説明会 定員50名について

 茅ヶ崎ゴルフ場の説明会は9/6と9/10先着50名

先着50名は少なすぎると昨日、担当課である企画経営課に抗議しました。

「先着50名としたのは会場の問題。会場の広さからして先着50名とした。しかし、せっかく来てくださった方をお断りするわけにはいかないので、出来るだけ対応したい。」とのことです。

「茅ヶ崎ゴルフ場についての情報提供を迅速に!

記者発表していただきたい。」と昨日申し入れました。

茅ヶ崎ゴルフ場についての説明会については、8/25に市HPにアップされましたが、記者発表されてません。記者発表については、記者発表資料として議会事務局を通して各議員にもメールで配信されています。

まちづくりに大きな影響を及ぼすと市も認識している茅ヶ崎ゴルフ場について、なぜ、記者発表されないのか?!!

最近の記者発表資料は、

  • 記者発表資料の送付について(市特別表彰・西浜中学女子バレーボール部)
  • 「茅ヶ崎サザン・カクテルスタンプラリー」を開催!
  • 市民活動げんき基金への寄付に関する覚書を湘南ヤクルト販売株式会社と締結します
  • 特別表彰・デフバレー選手長谷山優美さん)
  • ①ホノルル市民ツアー、②おかあさんコーラス「湘南はまゆう」市長訪問)
  • 秋の全国交通安全運動街頭キャンペーンを開催
  • サザンビーチちがさき花火大会を開催します
  • 戦後70年事業 朗読舞台「ノート」DVDの貸し出しを行います!
  • 使用済小型家電リサイクル強化プロジェクト(8月2日にイオン茅ヶ崎中央店で回収開始式を行います!

等でした。

記者発表するか否かの判断は各担当課・取りまとめは秘書広報課

茅ヶ崎ゴルフ場については市民の関心が高く、20万㎡と広大なため、まちづくりに大きな影響があることであるので情報提供は迅速にしていただきたいと申し入れをしました。9/1号の市政だよりの市役所納品は本日。9/1号には説明会について掲載しているそうですが、配布日などを考えると皆様まで届くのには時間がかかります。早く発表していただきたいと思います。

 

 

 

 

茅ヶ崎ゴルフ場利活用事業説明会、参加しましょう!!

茅ヶ崎ゴルフ場利活用事業説明会が茅ヶ崎市のHPにアップされています。

会場

【9月6日(火曜日)18時30分から】浜須賀会館 2階 集会室
【9月10日(土曜日)9時30分から】市役所本庁舎 4階 会議室3

内容

神奈川県・茅ヶ崎協同株式会社により、茅ヶ崎ゴルフ場利活用事業の事業者を募集しておりましたが、この度、優先交渉権者が選定されました。

提案選定の考え方やこれからの進め方について皆様にご説明させていただきます。ぜひご参加ください。

定員

両日程ともに当日先着50名、また同一内容です

定員50名は少ないでしょう。状況を、本日聞いてきます。

 

茅ヶ崎ゴルフ場利活用事業に係る優先交渉権者が発表されました。8/12

茅ヶ崎ゴルフ場利活用事業に係る優先交渉権者の選定についてが県のHPで発表されています。

東京急行電鉄(株)・(株)電通 グループが優先交渉権者に決定したようです。

土地利用方針と施設の例として
1 宿泊・温浴:宿泊施設、温浴施設
2 スポーツ・ヘルスケア:スポーツ・ヘルスケア施設
3 ウェルネス・メディカル:未病センター、リハビリテーションセンター等
4 子育て支援・農園:子育て支援施設、農園、地域交流スペース
5 商業:商業施設
6 公園・住宅:公園、戸建住宅・集合住宅

となって色分けされていますが、道路など細かい図面はまだ出ていません。

<江の島ヨットハーバー>事件があった津久井やまゆり園との共通点

神奈川県の指定管理者制度による運営

元職員によって侵入され、施設の利用者男女が刺され、男女19人が死亡、男女26人が負傷するという痛ましい許せない事件が発生した津久井やまゆり園。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに負傷された方々の一刻も早いご回復をお祈り申し上げます。

事件があった津久井やまゆり園と江の島ヨットハーバーの共通点は、どちらも神奈川県の指定管理者制度によって本来は県がやるべき仕事を指定管理者として県が決定した民間が担って運営しているということです。

津久井やまゆり園において発生した事件について

担当する保健福祉局 福祉部 障害福祉課が記者発表資料をHPに載せていますが、県の対応については事件発生後しかありません。テレビなどでは津久井やまゆり園は事件発生以前からこの件で対応に苦慮していたことが報道されています。事件が発生する前の担当課と運営している社会福祉法人かながわ共同会との情報共有、連携・協働はどうなっていたのでしょうか。県はどのように対応していたのでしょうか。全く見えていませんし記者発表資料では事件発生以前の県の対応は書かれていません。今後、問題になるのではと思います。

指定管理者制度には課題もある

人件費削減や民間活力を導入することによって柔軟で民間の発想を活かした運営を目指して導入が進んできた指定管理者制度ですが課題もあることが指摘されています。

❶本来は行政の仕事であり、責任は行政にあることを忘れがち。

❷情報共有がされにくく協働すべきなのに難しい。

❸経費削減が目的化してしまうと提供するサービスの低下が起こる。

❹指定管理者である民間事業者を管理監督しなくてはならない仕事が行政の仕事として増える。

「今初めて聞いた話なのですぐにはお答えできない」7/24江の島ヨットハーバー

2020東京オリンピック会場に選ばれた湘南港、江の島ヨットハーバーですが、利用者の海上での安全確保のための指導や事故の際の救助業務のチーフとなるハーバーマスターが不在で運営していることが問題となり、7月24日の2020東京オリンピックに向けた湘南港利用者説明・意見交換会においても本来の議題ではないこの問題についての利用者からの声が多数出ました。オリンピックの準備についての意見交換には至らない状況でした。

「ハーバーマスターの事でこれだけ多くの人が意見や質問をしている。湘南港の運営体制を根本から見直し早急に体制を立て直さなければ前(2020東京オリンピックの議論)へ進めない事態であり、ハーバーマスター問題は重大な案件だと御認識されているか?」の質問に対してスポーツ局長の回答は「今初めて聞いた話なのですぐにはお答えできない。関係課に確認して対応する。」とのことでした。

情報が共有されていない

江の島ヨットハーバーのハーバーマスターが不在の状況の情報共有や対応はどのようになっていたのでしょうか。事故が起こらなかったのは幸いです。

コメントがすべて消されていた!! が、ここに復活保存しました。

私のフェイスブックの記事に寄せられたコメントが、情報提供者も私も削除していないのに消されています。フェイスブックでは復活できませんので、以下、保存できた情報を個人名等に配慮してアップします。利用者の声です。

★ハーバーマスターが4月から不在は間違っていません。 だから2日間の会議が大炎上したわけです。

★Aさんは以前の所長です。今回の社長が部長をクビにしたので引退していたのに再度呼び戻されたのです。 彼の人となりはハーバーの人なら皆さんよく知っています。ハーバースター不在で仕方なく社長が仮に役職押し付けただけで、本人も当然理解しています。 総務のB氏は全くの海の素人か、自らの会社の仕事の内容を理解できていない人ですね。或いは社長から言われたままを書いたのかもしれませ。 だけども、文章で回答もらったことは重要です。なぎさパークの理解度が公になったわけですから。

★海岸砂防課の元は県土整備局が担当部署だけど、ある人に聞いたら知事局に直接言うのが手っ取り早いそうです。 新クラブハウスの耐震計画見直し要求を提出した時も、県土整備局では全く相手にされなくて、知事から直接検討白との指示が出て、非難タワーが造られて経緯があります。凸凹の屋根をフラットにして非難スペースを求めたけれども、設計者が拒絶して今の状態になってしまいました。 部外者なんだから、別に下から上げていくことの必要性は無いと思う。

★天下り先として作った会社だから。元々は駐車場の管理専門の会社でしたが、駐車場ができるのが遅れて、仕事が無くて、ハーバー管理に参入した経緯があります。 現社長は実績を上げたくて、体験教室とか外部から見える部分にお金をかける方針にした結果、唯一の目玉の安全を外してしまった。全くの海の素人だからと言えるけれど、発注者の県の管理責任は大きいね。

4か月間、実質的にハーバーマスターをいない状態でいたわけで、偶然重大事故も起きなかったのですが、利用者のリスクは非常に大きかったわけです。 ハーバーマスターは、海の知識があるベテランセーラーとかが担当する役職で、欧米でもヨットクラブの会長していた人とか(名誉職じゃなく実質的に仕切っていた)、有名選手等の実績あるセーラーがなります。大規模な大会を開催する場合の現場の仕切りを行う立場のひとですから。 ハローワークに募集出す様な職種ではないのですがw

★日曜日は土曜日よりも更にパワーアップされた社長解任要求が続出したようですね。 県のHPで調べたら、指定管理の入札に提出した項目(これが評価されてリビエラリゾートよりも点数が良かった)部分を全部現在カットしています。 この点を、土曜日に質問したら、それはなぎさパークが自ら行うと言っている事で、県から求めた事じゃないっての回答でした! だけど、これらの文章でライバルとの比較審査を受けているのだから、これはコミットメントと考えるべき事で、回答に驚いたけれど、質問したい人が大勢いたので、あえて突っ込みませんでした。 オリンピックの説明会で出席して、それらの質問への回答を用意してきている職員が、指定管理会社の社長解任解任しとなんて質問されても実際は答えようがないわけだしw だけれど、この問題を解決しないと、オリンピックに関しての話し合いなんてできないでしょう。 ハーバーマスターって、県側のオリンピック実施時の窓口なんだから、本当は県のオリンピック関係者も自分達の問題だって考えるべきなんだけど。 職員が太っている理由で首にしたって噂も聞くけれど、これが本当でしたら、なんでも出来るわけで、噂に聞くほどすごい人みたいです。

http://www.s-n-p.jp/global-data/20160801174535677.pdf 8月1日付けで、なぎさパークのHPにこの様なお知らせがアップされているますが、読んでみて感じたことは、ここのワンマン社長はハーバーマスターという役職について何も知らないってことです。 日本で2回目のオリンピックハーバーになる江の島のハーバー管理をこんな素人で尚且つ間違った考えを持つ人が牛耳っていることを許している神奈川県の姿勢が驚きです。 よくこんな文章を外部に発信したとビックリしていますし、素人は恐ろしいってことです。 現在、スキルが無いから、保安庁、県警、消防と協力してなんて、海難事故対応を意図しているつもりらしいですが、何を勘違いしているのでしょうかw

神奈川県 県土整備局 河川下水道部 砂防海岸課からの回答

7/20に私は県のお問い合わせフォーマットからこの件について質問と要望を送りました。その回答が来ました。

お問い合わせフォームへの回答について8/2

日ごろより、本県の港湾行政に、ご理解とご協力を頂きありがとうございます。
このたび、お問い合わせを頂きました、湘南港の運営状況について、次のとおり回答します。
湘南港の指定管理者である株式会社湘南なぎさパークが、ハーバーマスターの候補者を募集していることは、県においても承知しているところです。同社からは、東京2020オリンピック競技大会・セーリング競技な
どの国際大会の開催に備え、数年後を見据えた運営が求められるなか、湘南港の組織強化を図るため、幅広く知見を有する専門的な人材を採用し、ハーバーマスターとして育成すると聞いています。
また、新たなハーバーマスターが就任するまでの間は、湘南港での経験がある管理部長がハーバーマスターを兼務し、定年を過ぎ、昨年度までハーバーマスターを務めた社員は、顧問として、社員等に対する教育、指導に当たらせると聞いています。
ご指摘のとおり、ハーバーマスターは、ヨットの安全管理業務において重要な役割を果たし、このことは、同社の事業計画にも記載されております。
県としては、ハーバーマスターが変更になったとしても、同社がヨットの安全管理業務を的確に遂行できるよう、ハーバーマスターの機能の確保を求めるとともに、利用者に対し、理解を得るようよう求めているところです。今後とも、ヨットの安全管理業務をはじめ指定管理業務を適正に
遂行するよう同社を指導してまいります。なお、今回の回答についてご不明な点がありましたら、下記まで
ご連絡ください。
県土整備局河川下水道部砂防海岸課 副課長 加治
電話:045-210-6501
平成28年8月2日
神奈川県 県土整備局 河川下水道部 砂防海岸課長 鶴木 拓也

情報共有と協働、すべての責任は行政にある

指定管理者に民間事業者を指定して運営させていても提供するサービスの最終責任は行政にあります。このことを忘れずに仕事をしていただきたいと思います。特に江の島ヨットハーバーは2020年の東京オリンピックのセーリング会場になる重要な港です。県と民間事業者で情報共有と協働をして素晴らしい運営をしていただきオリンピックを迎えなくてはならないと思います。私も利用者の一人として協力したいと思います。

茅ヶ崎市の指定管理者制度の点検も必要

江の島ヨットハーバー問題を利用者の一人として取り上げましたが、茅ヶ崎市でも茅ヶ崎市も指定管理者制度で多くのサービスを市民の皆様に提供しています。市の議員として茅ヶ崎市の指定管理者制度についての再点検、再検証をしなくてはならないと思いました。皆様からのご意見、情報をお寄せ下さい。

<参考>

津久井やまゆり園の指定管理者の選定結果等について

湘南港指定管理者に指定された団体の事業計画書

朝日新聞にこの問題が掲載されました!!(8/11)

江の島問題新聞アサヒ

新庁舎になって窓口は使いやすくなったか?

今年1月から新庁舎が供用開始となった。新たに発券機やフロアマネージャーを配置しているにもかかわらず、以前よりも待ち時間が長い、「どうすれば対応してもらえるのかわからず困惑した」等、市民からの苦情がある。どうしたら良いか。

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苦情等対応報告書によると

★届け出のために来庁した際、「4人待ち」との表示だったが、30分も待った。カウンターに「しばらくお待ちください」との札があり、職員に尋ねると、順番に対応していると言われたが、やり取りをしている様子はない。受付や他の場所では私語で盛り上がっている職員がいるのに、待たされたことが不満である。

★今まで収納課で取得していた固定資産税評価証明書・通知書が市民課窓口へ移行したことで1時間以上待たされた。また、発行された証明書に不備があり、さらに30分待たされることもあった。従来は収納課で5~10分の待ち時間であったし、近隣市では、固定資産税評価証明書は税担当窓口で交付され、同じく5~10分の待ち時間である。今まで通り固定資産税評価証明書は納税課で取得できるようにしてほしい。また、1時間以上かかるなら駐車場無料サービスを2時間までとしてもらいたい。

★受付の人数が少ないのか、処理速度が遅いのか、見ていて腹が立つ。受け取りまで待つのは仕方がないが、手際が悪いのは困る。窓口対応が重要だと職員の意識改革に取り組んでもらいたい。

★市民税課へ行った際、窓口対応している職員が1人しかいなかったので、カウンター前で待っていた。しかし、デスクに職員はいるのにその後も対応してもらえず、番号札を取るのか、職員を呼ぶのか、どうすれば対応してもらえるかわからず困惑した。

★新庁舎移転後、今まで収納課で取得していた固定資産税評価証明書・通知書が市民課窓口に移行となったが、待ち時間が長い。1時間以上待った。収納課で行っていた時は5~10分の待ち時間だった。1時間以上かかるなら駐車場無料サービスを2時間までにしてほしい。

以上、平成27年度苦情等対応報告書 第4四半期公表分(平成28年1月~3月) より抜粋しました。

その他、先日、「新庁舎へ行ったら窓口で時間がかかっている人がいたので後ろの椅子に座って待っていた。30分以上待った。その人が終わったら、終わった席にすっと他の人が割り込んで座った。職員はその人に対応していた。私が座って待っていたことがわかっているはずなのに、それはないと思って『ちょっと待ってください。』と申し上げた。窓口の対応が悪い。一般的なお店や企業では考えられない対応である。」という苦情を聞いた。

窓口改善のためのこれまでの発表「利便性の向上」 「待ち時間の短縮」「わかりやすさ」

以下、窓口について抜粋しました。

●連携型窓口に係る事務につきましては、新しい本庁舎の 供用とともに連携型窓口システムの運用を開始したところ ですが、引き続き、フロアマネジャー及び総合案内の連携 による案内の充実を図り、窓口利用者の「利便性の向上」 「待ち時間の短縮」「わかりやすさ」を実現してまいりま す。(平 成 28 年 度  服部市長の施 政 方 針)

●「建て替え」を実施することにより、防災拠点機能のより一層 の充実や窓口業務の効率化、ユニバーサルデザインへの配慮、省エネルギー性能 を有し環境負荷が低減される庁舎施設の実現などが可能です。 (茅ヶ崎市役所本庁舎再整備基本方針より抜粋)

●○市民向けの行政サービスとしては、総合的な窓口サービス、総合的な相 談サービス等の充実を図ることで、多様な市民ニーズに対応が可能な新 たな市役所を実現する。~市民サービス機能の充実は、待ち時間や移動なしに、さまざまな 届け出や申請手続きがスムーズに行えることであり、各種の申請、届出、証明 書等の発行は、可能な限り一か所の窓口で行うことができるワンストップ・サ ービスを実現すべきです。~わかりやすい総合相談窓口 ○「総合案内」(コンシェルジュ)があるとよい 。(「新たな市役所本庁舎複合施設のあり方市民提案会議」検討報告書 より抜粋)

● 窓口利用者がわかりやすく、効率的に手続きを行えるように、連携型窓口システムを活用した窓口サー ビスを行います。また、税証明を含めた利便性の高い証明発行窓口を引き続き運営するとともに、フロア マネージャー及び総合案内の連携による案内の充実を図り、更なる窓口サービスの向上を目指します。※平成28年1月の市役所新庁舎の供用開始にあわせ て導入(平成28年度 市民課 業務計画)

「政策科学基礎講座」・・政務活動費で通っています。その課題として提出しました。

昨日までの課題「現場からの問題提起を100字以内でせよ。」には冒頭の文章を提出しました。窓口から市役所を科学的に見て、今の茅ヶ崎市政の問題に迫れるように頑張りたいと思います。窓口の問題からその後ろにある29の認識できる問題点を見つけ、29の問題点の後ろにある300の認識が難しい問題点まで迫り、改善を提案できるように頑張ります。ご意見、アドバイス、よろしくお願いいたします。

 

 

 

東京2020オリンピック セーリング競技会場の江の島ヨットハーバー問題

県営の湘南港を管理運営する会社のトップは天下りで良いのか?

江の島ヨットハーバー、湘南港の管理運営体制について利用者から問題だとする声が上がっています。湘南港の管理運営は県が委託している(株)湘南なぎさパーク。その取締役社長に新たに就任した退職した元県職員が意見が合わないハーバーマスターを降格させハーバーマスターが不在なままに運営していることに端を発して問題が浮上しています。

 

昨日は第2回湘南港利用者説明・意見交換会が江の島ヨットハーバークラブハウスで行われ参加しました。

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この写真は7月18日の海の日に開催された江の島・葉山同時スタートの海の日記念のオープンレースの様子です。運営のお手伝いをしました。江の島回航マークに張り付き、 回航順位表をつけた時の様子です。

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海上から見た江の島です。ヨット競技は会場が広く競技を開催するのに多くの人員が必要で、毎回多くのボランティアが運営に参加協力しています。

今回は、2020年のオリンピックに向けて今ある江の島の船、約1000艇を移動しなくてはならず、そのための利用者向け説明会でした。本大会時のクルーザーの移動についてはマリーナビーチ協会の協力が得られることになったことから県内の主なマリーナの地図が示されました。

湘南港のハーバーマスター不在の現状についての質問が多数

本来ならば、質問はオリンピック時の対応についてのはずが、昨日は湘南港を管理する(株)湘南なぎさパークの湘南港の管理・運営が不適切ではないかという質問が多数を占めました。

湘南港の管理・運営体制の見直しを!!

湘南港は県の直接の運営ではなく、県が(株)湘南なぎさパークが運営・管理を適切にできると決定し、指定管理者として(株)湘南なぎさパークに運営・管理を委託しています。当然、適切な運営・管理ができるように(株)湘南なぎさパークを指導・監督する責任は神奈川県にあります。

湘南港のハーバーマスターは利用者の安全にかかわる重要な仕事

(株)湘南なぎさパークは指定管理者となるべく応募した時の書類では次のように提出しています。

❶ハーバーマスターの業務は出艇禁止、出艇注意指導業務として利用者の海上での安全確保のため、ハーバーマスターが出艇禁止、出艇注意の指導を行っています。

❷海面監視、レスキュー、指導業務として利用者の海上での事故防止及び事故に対応できるように、「湘南港海上監視パトロール及び救助業務実施要領」に基づき海上パトロールを行うとともに、ハーバーマスターをチーフとして、救助業務を遂行しています。

❸湘南港周辺には海図やGPSに載っていない小型定置網、刺網、わかめ網等が点在するため、大型輸送船の入港の際には、水先案内が必要となる場合があります。当社スタッフはこれらのことを熟知しており、適切に対応します。

平成25年度県退職者等の再就職状況

湘南港を運営・管理する(株)湘南なぎさパークの代表取締役社長はもともと神奈川県会計管理者兼会計局長でした。県職員の再就職状況に掲載されています。海の事に精通されている方が就任されているのか疑問です。湘南港を天下り先にすべきではないという意見も聞かれました。

「湘南港のハーバーマスターを雑誌などで全国公募中」は伝統ある港として恥ずかしい

東京オリンピックの会場でもあり、オノンピック選手を多数送りだしている湘南港です。2020年のオリンピックを前に神奈川県には早急な対応を求めます。

 

 

株式会社湘南なぎさパークの募集状況は以下です。

湘南港ハーバーマスター候補者募集☆

株式会社湘南なぎさパークのアルバイト・バイト求人情報|【タウンワーク】でバイトやパートのお仕事探し

地方議員のための「政策科学基礎講座」にて

政策の根本は人間行動を見て課題を見つけていくこと

組織マネジメントに関して「1:29:30」の原則があるという。1つのミスや問題が生じた場合、その背後には29の認識できる問題点があり、29の問題点の背後には300の認識が難しい問題点が存在しているという。

地方議員のための「政策科学基礎講座」

今年度内に、8回程度開催し、下記項目を中心に政策科学の基礎をカバーするという講座に昨日から通い始めました。1回目は議会のため参加できなかったので参加をあきらめていたところ2回目からの追加募集があり、すぐに申し込みました。政務活動費で皆様の税金で参加させていただきます。しっかり市政に反映できるように頑張ります。

①政策とは何か、公共政策とは何か ②政策思考の体系化(観察、分析、仮説設定) ③政策議論の基礎

④政策評価の基礎 ⑤政策交渉とは何か

講師は宮脇 淳(みやわき・あつし)先生です。 北海道大学大学院法学研究科教授、 同 公共政策大学院教授

参議院事務局、経済企画庁、(株)日本総合研究所主席研究員等を経て現職。北海道大学公共政策大学院では初代を含め2度院長を務める。地方分権改革推進委員会事務局長をはじめ国・自治体の委員等を数多く歴任。著書に『「政策思考力」基礎講座』、『創造的政策としての地方分権』、『図解 財政のしくみ』、『自治体戦略の思考と財政健全化』など。

宮脇先生の講義を今年になって聞く機会があり、先生には学びたいと思っていたところラッキーでした。

進化のための議論・・・ブレイン・ストーミング法

1つの自治体のメンバーだけで議論するのは限界があるという。今回のこの講座では他の自治体からの参加者と議論できるのでお互いに情報共有したり、茅ヶ崎ではどうなっているのか確認しなくてはと思っていることも出てきました。

茅ヶ崎市の課題は?

たくさんありすぎて、1つだけに絞る。しかも100字以内でが8/1までの課題です。その課題を解決するため政策検討・提案をしていくことになります。うーーーん、何にしようか?あまり大きなことにしても解決の道筋ができるかなあ~、具体的な1つから300の問題に迫れるようにしようかな?と考えています。

(仮称)茅ヶ崎市地域医療センター等複合施設の建設について

市役所北側にある大型スーパー イオン茅ヶ崎中央店〔旧 ジャスコ〕のすぐ北側に市有地がある。以前はビン・缶選別処理場として使用されていたが、現在は寒川町にリサイクルセンターを整備したので必要がなくなり空き地となっている。この用地には県の茅ヶ崎警察、(仮称)茅ヶ崎市地域医療センター等複合施設が建設されることとなている。そして一番、イオンに近い利便性が一番高いと思われる土地についてはまだ何に利用するか未決定となっている。以下は、(仮称)茅ヶ崎市地域医療センター等複合施設 整備基本方針より抜粋しました。

(以下、抜粋)

建設の規模等について

施設の延べ床面積は約3,400㎡程度とし、3階建てを基本とします。 このうち、1階部分は休日・夜間急患センターとして市が所有します。現在の地域医 療センター1階部分(休日・夜間急患センター)の床面積は692.6㎡ですが、新た に整備する複合施設の1階部分(休日・夜間急患センター)は約1,200㎡を見込ん でいます。なお、この面積には院外処方もしくは院内処方のための調剤薬局も含みます。 2・3階部分は三師会の事務所及び講堂・会議スペースとし、各団体が所有すること を基本とします。

※現在の地域医 療センターは市立病院の向かい側にある。(松島加筆)

医 師会施工 方 式・・・医師会が建てて市が部分を買い取る

◆ 医師会が 資 金調達を行い、 設計・建設を実 施 ◆市は、休日・ 夜 間急患セ ン タ ー部分を 医 師 会から買 い 取 る費用の み の 資金調達 で 済む

『医師会が建築主となって事業を進める手法』(建築主 体工事、給排水衛生設備工事、電気空調設備工事、外構その他工事に係る設計及び施工 全てを医師会が行う)とすることが合理的であると判断されます。

休日・夜間急患センターと三師会の 事務所及び講堂・会議スペースは、市及び三師会で各々所有することを基本とすること から、市は休日・夜間急患センター部分を医師会から買い取り、区分所有することとし ます。

本事業に伴う土地使用について、市は建物の専有部分面積の割合に応じて三師 会に有償で貸し付けることとなりますが、工事期間中における土地使用については、建 築主である医師会に一括して貸し付けることとなります。 これら整備に係る基本的事項については、市及び三師会の4者で基本合意書を交わし、 確認し合います。

総工費や費用負担、維持管理経費等については、別途、三師会と市との間で協定を締 結します。

今後の予定

平成27年度、本基本方針に基づき、建設手法等について三師会及び市の4者で基本 合意書を締結し、医師会発注により設計に着手します。 その後、平成28年度から29年度にかけて、建築主体工事、給排水衛生設備工事、 電気空調設備工事、外構その他工事に着手し、29年12月までの竣工を目指します。 平成30年1~3月、建物の登記、医療機器等設備の設置、建物管理に必要な警備・ 清掃その他の委託契約準備等を行い、同年4月の休日・夜間急患センターの移転オープ ンに備えます。

(抜粋は以上まで)

議会に議案として出るのは建物が完成して一部を買い取る時になってから

公共施設を建てる時には基本設計、実施設計、施工工事の段階で入札があり、入札結果が公表されて議案として議会に出てきます。しかし、今回は公共用地に医師会が建てて、その一部、休日・夜間急患センター部分を市が買い取るときにのみ買い取り金額が議案として出てくることになります。

発表されている金額は6億4093万3000円

この内訳は休日・夜間急患センター部分の買取り金額と備え付ける医療機器の合計金額です。

医師会が建物を建てる難しさ、入札以前の問題

建物を建てるための入札をするためには仕様書がなくては基本設計の入札ができません。市役所であれば技術者がおり仕様書を作成できますが、医師会ではできないために最初のスタートの基本設計は建築設計コンサルタントが行うということです。

今後は亊業者を競争入札で選定するように市では医師会にお願いしているとのことです。市の担当は保健福祉課地域医療担当。

借地料は?あんぶん割合は?

細かい金銭的なことについては今後協定を結ぶとのこと。現在は、以下の基本合意のみ。

全 員 協 議 会 資 料 平成 27 年 10 月 26 日

 (仮称)茅ヶ崎市地域医療センター等複合施設整備に係る建物建設基本合意書

茅ヶ崎市(以下「甲」という。)、一般社団法人茅ヶ崎医師会(以下「乙」という。)、 一般社団法人茅ヶ崎歯科医師会(以下「丙」という。)及び一般社団法人茅ヶ崎寒川薬 剤師会(以下「丁」という。)は、神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎三丁目994-1の一部に おいて、甲、乙、丙及び丁が共同して建物を建設する事業(以下「本事業」という。) について、次のとおり(仮称)茅ヶ崎市地域医療センター等複合施設の建物建設基本合 意書(以下「基本合意書」という。)を締結する。

(本事業の原則) 第1条 甲、乙、丙及び丁は、本事業を相互信頼のもとで、公平な負担に基づき一致協 力して計画、推進するものとする。

(施工主体) 第2条 建築主体工事、給排水衛生設備工事、電気空調設備工事、外構その他工事に係 る設計及び工事(以下「建設等」という。)は、甲、乙、丙及び丁と協議の上、乙が 乙の名をもって建設等の請負契約を締結する。

(建物の所有形態) 第3条 本事業による建物は区分所有建物とする。

(本事業に伴う土地使用) 第4条 甲は、地方自治法第238条の4第2項第2号又は同第4号の規定により、本 事業に係る土地について行政財産の貸し付けとすることとする。

(事業の推進) 第5条 本事業に係る費用負担を含め、本事業推進のために必要な事項は別に協定を締 結する。

以上、合意を証するため基本合意書4通を作成し、甲、乙、丙及び丁が記名押印の上、 各自1通を保有する。

平成27年 月 日

甲 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号 茅ヶ崎市 茅ヶ崎市長 服 部 信 明

乙 茅ヶ崎市新栄町13番32号 一般社団法人 茅ヶ崎医師会 会 長 丸 山 徳 二

丙 茅ヶ崎市本村五丁目9番5号 一般社団法人 茅ヶ崎歯科医師会 会 長 中 川 淳

丁 茅ヶ崎市本村五丁目9番5号 一般社団法人 茅ヶ崎寒川薬剤師会 会 長 木 下 泰 男

読売新聞日曜版 茅ヶ崎市特集

八木重吉「草にすわる」から、「こうして 草にすわれば それがわかる」

7/10読売新聞の日曜版で茅ヶ崎市がカラーで2面にわたり紹介されているのをご存知でしょうか?

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わたしのまちがいだった

わたしのまちがいだった

こうして草にすわれば それがわかる  (八木重吉の詩より)

 

実物はカラーでとても美しい写真でした。南湖院の写真ですが、前面に緑の葉が入っていて絵画のように美しい写真です。

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記事の中では谷川俊太郎さんが八木重吉さんの詩にふれて書いているというので調べてみました。

      間違い         谷川俊太郎

       わたしのまちがいだった
       わたしの まちがいだった
       こうして 草にすわれば それがわかる

       そう八木重吉は書いた(その息遣いが聞こえる)
       そんなにも深く自分の間違いが
       腑に落ちたことが私にあったか

       草に座れないから
       まわりはコンクリートしかないから
       私は自分の間違いを知ることができない

       たったひとつでも間違いに気づいたら
       すべてがいちどきに瓦解しかねない
       椅子に座って私はぼんやりそう思う

       私の間違いじゃないあなたの間違いだ
       あなたの間違いじゃない彼らの間違いだ
       みんなが間違っていれば誰も気づかない

       草に座れぬまま私は死ぬのだ
       間違ったまま私は死ぬのだ
       間違いを探しあぐねて

この日曜版がほしいと思い、市役所内で探しましたが、新聞に出た日は7/10(日曜日)、探した日は7/12(火曜日)わずか2日しかたっていないのに破棄されていました。大変残念。

谷川俊太郎さんの言葉を借りれば、

「草にすわれないから まわりはコンクリートしかないから 私は自分の間違いを知ることができない、みんなが間違っていれば誰も気づかない」にならないようにしなくてはならないと思うのです。草にすわれる場所は大切です。

茅ヶ崎市は多くの文化人に愛されたまち。文化のまちとしての発信こそ、茅ヶ崎市の地域振興につながると思うのです。

名言巡礼 八木重吉「草にすわる」 神奈川県茅ケ崎市 読売オンライン

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読売新聞日曜版を入手することができました。絵のように美しい写真です。