名古屋まで行政事件訴訟法の勉強会へ行きました。勉強会は午後からだったので事務局に了解をとって以前から行きたかった 文学のみち 双葉館 を朝一番に訪ねました。
双葉館は、貞奴さんが川上音二郎さん亡き後、福沢桃介さんと再婚してから建てた家です。音二郎さんと建てて住んでいた家は茅ヶ崎中海岸にありました。今は跡地に建てられた美術館と松籟庵として茶室として利用されています。
双葉館の2階には名古屋で生まれた城山三郎さんのコーナーが1部屋を使って作ってありました。
城山三郎さんの人気は衰えず茅ヶ崎市で開催する城山三郎湘南の会には全国から参加してくださいます。
「茅ヶ崎市にある 茅ヶ崎ゆかりの人物館に置いてあるチラシで双葉館を知り、わざわざ訪ねてくださった方もいらっしゃいます。」と緒方館長さんから聞きました。茅ヶ崎市で今開催している「開高健・城山三郎二人展~茅ヶ崎を愛した二人の足跡を辿って~」のチラシも置いてくださっていました。市民活動の皆様方が手弁当で活動された成果です。多分、名古屋の双葉館でチラシを見て、茅ヶ崎まで訪ねてくださる方も少なからずいらっしゃると思います。
城山三郎さんの仕事机。メモなども見ることができます。
1階へ続く階段。美しい貞奴さんがお客様を迎えるために着飾って降りていたという。この建物は洋風と和風がマッチしている美しい建物です。住宅街の中に建っています。
雑誌の表紙の貞奴さん。貞奴さんの着物を展示している部屋もありました。
緒方館長さんと1階の広間のステンドグラスの前で。緒方館長さんは、茅ヶ崎での城山三郎湘南の会の総会などのイベントのために何度も茅ヶ崎市へお越しいただいています。1階にはステンドグラスの窓が何か所かありました。このステンドグラスの一部は複製を使っていたそうですが、古物商から連絡があり、本物が出てきたので名古屋市は買い戻したそうです。ステンドグラスはすばらしく美しかったです。
2階にあった貞奴さんの書斎。2畳でした。落ち着きそうです。
玄関にて。
この周辺には他にも保存していて見学できる建物がいくつかありました。建物を見るだけでも興味があります。ゆっくり見たかったのですが時間切れとなりました。名古屋観光ルートバス メーグルで研修会場へ急ぎました。
名古屋と茅ヶ崎
- 城山三郎さんがお生まれになり、青年期まで過ごしていた名古屋。晩年亡くなるまですごした茅ヶ崎
- 貞奴さんが川上音二郎さんと暮らしていた茅ヶ崎市と再婚して暮らしていた名古屋。
ご縁があります。私も名古屋から茅ヶ崎市へ来ました。26年前ぐらいになるでしょう。名古屋は大都会になっていました。名古屋はオンブズマンの活動も盛んで日本一ではないかとこの後の講師の先生から聞きました。調べてみます。