市民意見の反映で柳島スポーツ公園の活性化を!

柳島スポーツ公園について最後の一般質問を12/17に行った

柳島スポーツ公園利用者懇談会について私にもご意見をいただいた。 今回の一般質問の過程で利用者懇談会には6名の応募があったが、事業者が①自主性 ②客観性 ③中立性 ④積極性 ⑤先見性の5項目で5点満点で合計25点満点で選考した結果、応募者6名より1名のみを懇談会の委員として採用した事がわかった。選考基準や選考内容については非公開。基準を決めたのは事業者であることもわかった。

駐車料金についてのご意見も私も伺ったが、市にもご意見が多いと聞いている。市と事業者で現在協議しているそうであるが、どのように協議しているか等の過程は公表できないという事であった。

公共施設であり、せっかくできたものであるので有効に活用していただきたい。そのためには市民と共に知恵を出し合って、市民意見を取り入れた運営で活性化していただきたいと思う。

辞職願について

議事録ができていないので、回答については書き取れなかったものもあるが、以下が質問の内容。

2.柳島スポーツ公園について

(1)柳島スポーツ公園利用者懇談会について

柳島スポーツ公園はPFI事業であり、民間事業者である茅ヶ崎スマートウエルネスパーク株式会社に民間のノウハウを最大限に発揮していただくことが重要であり、運営については事業者に裁量権の殆どがあります。しかし、公共施設であるので市民意見の反映という点も重要であると思います。「柳島スポーツ公園利用者懇談会」については市民意見が反映できる場として重要でありますが課題もあると感じています。

課題についていかがか。

回答) 年4回開催で、既に2回開催している。

2問目

「意見を言える場がない。利用者懇談会の公募市民は1人だけであり、また、会議は非公開である。民主的でない。公共施設であるので意見が言いやすく、すぐに回答がいただける場が必要であり市として改善すべきだはないか」という苦情の電話がありました。市としてどのようにお考えか。

回答)    6名の応募があったが、選考基準で審査した結果、残った方が1名のみということで公募市民は1名となった。

選考基準について質問した

回答) 選考基準の内容は ①自主性 ②客観性 ③中立性 ④積極性 ⑤先見性の5項目で5点満点で合計25点満点で選考した。

選考基準については非公開であり、選考基準は事業者が決めた。

3問目

利用者懇談会は非公開、議事録は要約のみを公開。公募の市民として入っているのはお1人だけの状況ですが、柳島スポーツ公園の入札時の要求水準書、つまり、PFI事業者に対し要求する必要最小限の業務の中では柳島スポーツ公園の運営について市民意見の反映、についてはどのようになっているのか。

回答)     アンケートと懇談会の開催で市民意見を反映させることとなっている。

(2)柳島スポーツ公園の利用拡大のために

柳島スポーツ公園を選定した事業者に20年間しっかり運営していただくためには現在の利用者数を拡大しなくては厳しいのではないかと感じています。そして、利用者拡大をするためには市民意見をしっかり聞いて反映していただくことが重要です。市民意見の反映状況についてはいかがか。

2問目

他市の例ですが、「調査・評価分析及び利用者ニーズの反映」が要求水準書に明記されており、事業者は、以下の方法等により、利用者の意見・要望等を聴取するなど施設運営へ利用者ニーズの反映に努めなければならない。として、

ア 施設利用申込時等において、利用者の意見・要望を収集すること

イ 利用者などの代表が集まる場を設け、意見・要望を収集すること

となっています。現在の柳島スポーツ公園の運営の中では積極的に市民意見を取り入れ反映させようという意思が伝わってきません。利用者を拡大するためには積極的に市民意見の「調査・評価分析及び利用者ニーズの反映」を行わなくてはならないと考えますが、どのように指導監督されているのか。

回答)     意見箱、アンケート、利用者懇談会、月次報告

(3)20年間のPFI事業であることについて

今後のための書類等の保存について伺います。20年間という長期契約の運営は茅ヶ崎市初です。20年間、事業者が選定時に提出した事業計画によって運営がされます。一方、公文書の保存年限は最大10年であります。20年の運営期間には選定当初の事業計画を知っている担当者も議員も入れ替わり、場合によっては当初の事業計画を知っている職員、議員が居ない可能性もあります。PFI事業については最低20年間は保存し、職員、議員、すべての市民に対して公開されていつでも見ることができる状況を特に作っておかなくてはならないと思います。どのように保存されているのか、保存されていくのか。

回答)     運営期間中は保存する。月次報告書などは5年間保存や10年保存となる。

2問目

20年の間には大型修繕費も必要になったり、想定されていない破損が起こったり等もあるかもしれません。PFI事業ですので契約の20年間の修繕費などは予想してそれらを含んだ契約金額になっていますが、このことが忘れられて将来的に大型修繕費の予算が可決され、余分な市民の税金が使われることはないのか。無いとすれば制度の中でどのように担保されているのか。

回答) 年によって大型修繕も予測して契約費用に入れている。仮に大型修繕が予測したよりも早い時期で来た場合でも事業者が費用をやりくりして修繕などをすることとなっている。災害などの場合は別である。

(4)事業者への指導監督状況について

落札者として選定された時の運営提案書と照らし合わせるとまだ実施できていない事業もあるように見受けられます。選定時の提案と現状の差、課題についてはいかがか。

回答)     周遊バスが実施で来ておらず、周遊ではなく単なる送迎バスである。時間も午後から1時間に1本である。

2問目

バスについてご回答いただきましたが交通アクセスは利用者拡大にとっても重要です。「少し遠い方でも気軽に柳島スポーツ公園を訪れることができるように周遊でバスを走らせます。」という選定時の運営提案書にかかれていましたが、いつ頃までに選定時の提案書通りに実現するするのか、指導監督の見通しについて。

3問目

駐車場料金についての苦情も多くいただいています。利用料金に比して高額であるとの苦情が多いのですが、今後、市民意見をどのように反映させて事業者を指導監督していくのか伺います。

4問目

市の意見や要望等を踏まえ事業内容の見直し等を市と事業者で協議するというのは要求水準書に入れてあるはずです。市民要望や意見が多いことについては特にしっかりと指導監督していただくとともにその協議の状況について市民に広報していただきたいがいかがか。

回答)     協議中の内容については公表できない。

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