市役所仮設庁舎跡地について

市役所旧庁舎は取り壊されてほぼ平地になりつつある。耐震補強工事をすればまだ使えた、建築から50年も使わずに資産がゼロになっていく様子を悔しい気持ちで眺めている。私は新庁舎建設に反対だったが、新庁舎を建築するのならば、本来であれば跡地利用、新庁舎一帯の総合的な土地利用も含めて庁舎建設を検討すべきだったのではという疑問がある。跡地がどうなるのか追って行きたいと思っている。そのための忘備録でもある。

市役所仮設庁舎跡地「公民連携サウンディング型市場調査」実施結果概要について全員協議会にて 平成28年11月22日 報告があった

◎施設再編整備課長 市役所仮設庁舎跡地に係る公民連携サウンディング型市場調査の結果について報告する。全員協議会資料をごらん願いたい。
本庁舎は、当該地の活用に当たり、民間事業者から広く意見、提案を求めて、対話を通じて市場を把握することを目的に、平成28年9月26日から10月7日の間、実施した。参加事業者は6団体あった。
対話の概要は、別紙の対話結果(概要)になる。全体で8項目に分けているが、主なものは、当該地、仮設庁舎跡地の市場性の将来性は、駅からのアクセスと落ちついた環境が両立し、来街者、生活者の利便性、あるいは交流を支えるポテンシャルを持った敷地であるところから、駅から多少距離があり、駅圏よりもロードサイドとしての性質が強いとの意見を民間の方が持っているようであった。
事業については、複合施設として、医療福祉施設、商業施設、宿泊施設、文化教養施設等についてアイデアをいただいた。また、本庁舎跡地に整備予定の広場は、これとの一体的な利用、総合体育館、文化会館との連携についても意見をいただいた。
8項目について意見をまとめたが、それらを踏まえて調査の結果として、実施結果概要の7の調査結果をごらん願いたい。4つに分けており、(1)当該地とにぎわいを生み出す施設を複合化して設置することにより、事業の可能性があるとの意見、(2)借地については、期限は20年以上を期限とする事業用定期借地方式と建物譲渡型特約つき定期借地方式により事業について可能性があることがわかった。(3)オリンピック前の建設需要は、オリンピック後の需要についても引き続き高水準で推移することを民間の方は考えているようであった。(4)本庁舎跡地に整備予定の広場との連携は、一体的な利用について事業の可能性があることを伺った。
今後、本調査結果を参考として市民、関係団体と意見交換を行い、市財政運営に寄与する公有地の利活用事業の検討を進めていきたいと考えている。

◆松島幹子 質問 参加事業者は6団体となっているが、団体名は公表されないのか。

答弁◎施設再編整備課長 事業者名は公表しない。あくまでも6社としたい。

意見交換を行っている団体は商工会議所などと推測される

以下、その4か月前の議事録

市役所仮設庁舎跡地「公民連携サウンディング型市場調査」についての報告28年7月22日

◎施設再編整備課長 全員協議会資料をごらん願う。市が保有する公的不動産は、公共公益的な目的に資する一方、市の資産という観点からすると、その活用について民間事業者の利用意向、活用方法を取り入れて検討することは財政運営上非常に重要であると考えている。今回、民間事業者との対話を通じて、公有地における民間活用について、さまざまなアイデアを調査するため、サウンディング型、事業者と対話による調査を行うものである。
このサウンディング調査は、公有地の活用の検討に当たり、その活用方法について民間事業者から広く意見、提案を求め、対話を通じて市場を把握する調査のことを述べている。
今回の調査の対象地は、茅ヶ崎市役所の仮設庁舎跡地で、面積は約1700平米となっている。場所は、3ページの位置図、分庁舎横の約1700平米が対象地となっている。
今回の調査を実施するに当たっては参加者を公募すること、対話項目を事前に提示すること、対話結果を公表することの3つを掲げており、公平性、透明性を確保して、対話を行う。今回の調査により、仮設庁舎跡地活用の検討の段階で市場動向等を踏まえた活用の方法について幅広い検討が可能となるとともに、公有地の有効活用に関する考え方、課題等を提示して対話を行うことで、民間事業者のノウハウ、あるいはアイデアを生かした活用案の検討が可能になるものと考えている。
次ページは今回のサウンディング調査のスケジュールである。ここで1点訂正がある。調査説明会の申し込み受付が平成28年7月26日から年8月8日になっているが、この「年」を削除願う。
この調査スケジュールであるが、7月26日火曜日に調査に係る実施要領を記者発表にて公表し、その後、調査による説明会、調査を実施し、11月に調査の結果を報告する予定である。
また、跡地の全体の事業ということで7に示した。フェーズとしては1から6までを考えており、現段階はフェーズ2である。その後、事業の提案、事業案、募集要領の作成、事業者の公募等の事業に順次移っていくという予定である。

○議長 報告が終わった。よろしいか。

◆松島幹子 質問 フェーズ2の市民・関係団体意見交換とあるが、どういう関係団体なのか。

◎施設再編整備課長 今回、民間活用を考えているので、商工会議所等々の団体を考えている。

市民の意見は?!!

新庁舎になってから、市役所までの距離が遠くなった。バスなどで駅から歩いて来庁される方には少しの距離でもかなり違うと思う。一番最初に市役所建て替えの検討報告がされた時には、交通の要所となるようにバスのロータリーを作るという説明もあったと記憶している。いずれにしても市民意見を広く聞いて、跡地利用を検討することが必要。

 

★全員協議会の資料議事録は、総務部 行政総務課 と 市議会にそれぞれ掲載しているが、見つけにくい。自分自身の忘備録も含めてアップしたいと思う。

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