茅ヶ崎市屋内温水プールのガラス破損について

平成27年6月27日(土曜日)午後4時ごろ 突然割れ落ちた

報告によると

萩園にある屋内温水プールの北側上部の強化ガラス1枚 縦3メートル×横90センチ×厚さ5ミリが突然割れ落ち、粉々に飛散した。すぐ下はジャグジーと子ども用プール。当時のプール利用者は約120人で騒然となったという。子ども5人が切り傷を負い手当てをした。監視カメラで画像確認したところ、投石などの事件性はないと判断。大量の破片が内側と外側に範囲2メートル程度のところに集中して飛散した。この際付近にいた複数の子どもに落ちてきた破片が体に当たり、小規模のかすり傷を負ったそうです。大事には至らなくて幸いでしたが、相当怖かったと思います。

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割れた窓。

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25mpool

写真、突き当りが北側で、その上部のガラスが割れた。

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右上のガラスが割れたところ。左側がジャグジーで右下に少し写っているのが子ども用プール。

他のガラスが割れる可能性もあるため当面の間、臨時休館。原因を究明し、安全性が確認されるまで再開はできないもようです。

この温水プールは、事業費約6億円で建て替える予定が、約9億円かかった経緯があり、何となく気になって以前の議事録、落札結果表などを収集していました。原因究明をしっかり行っていただきたいと思います。以下、建て替えの経緯を載せます。議事録のコピーです。

★ 平成21年4月30日  茅ヶ崎市屋内温水プール建て替え(建築)工事→受注事業者 亀井工業株式会社
決定価格 4億6500万円(対予定価格 99.50%)

 

平成21年 3月 第1回 定例会-0302

質問 松島みき子 温水プールについて伺います。事業費は当初の計画どおりでしょうか。もし変更があったとしたら、増加した金額と何パーセントかを伺います。上がった原因は何なのでしょうか、伺います。

服部市長

続きまして、温水プールに関するお尋ねにお答えをしてまいります。新たな屋内温水プールの建てかえ建設工事の計画については、平成19年11月20日の市議会定例行政報告会での施設概要案に基づいて基本設計を行い、昨年、20年10月14日の定例行政報告会で報告させていただきましたように、耐震性やバリアフリーに配慮し、当初計画に準じたものとなっております。屋内温水プール工事費につきましては増加金額は3億円で、当初の計画予定しておりました予定金額の50%に相当します。工事費の内訳といたしましては、屋内温水プール建設工事費約8億7000万円、敷地西側市道5570号線の道路幅員拡幅、4.5メートルから6.5メートルにするものでありますが、この整備工事費約2000万円、萩園西公園移設整備費約1000万円となり、合計で約9億円を予定しております。工事費の増額要因としては、当初の想定以上の延べ床面積増や環境配慮型の施設を目指したことによるものでございますが、敷地西側の市道5570号線の拡幅整備工事や萩園西公園の移設整備費が必要となったことも要因となっております。
延べ床面積の増加の主な要因につきましては、県の水浴場等に関する条例等の規定に基づき、プールサイドの広さを水面積以上とすることなどから、プールサイドの面積など約253平方メートルの増による約8700万円の増が生じましたこと、また、県の福祉の街づくり条例の規定等に基づきエレベーターの設置や高齢者の皆様やお体の不自由な方にもお使いいただけるよう、みんなのトイレの面積など約355平方メートルの増による約1億2200万円の増、新設となるトレーニングルームとその更衣室の面積など約226平方メートルの増による約7700万円の増、また管理スペースの面積などの精査により約46平方メートルの減による1600万円の減などがあり、それぞれ各種整備機器の価格を含めまして、増減額の結果として約2億7000万円の工事費の増となっております。これにより、道路拡幅整備工事や萩園西公園の移設整備費を加えまして、工事費が全体で約3億円の増となるものでございます。
屋内温水プールの施設に関する検討に当たりましては、茅ヶ崎市屋内温水プール改築検討会議を設置し、体育協会、地域自治会、福祉団体などの代表の方々に委員となっていただき、基本設計段階で6回の会議を開催し、安全・安心な施設で利用しやすいバリアフリーに配慮した施設としての御意見をいただき、基本設計案作成の参考とさせていただきました。また、新たな屋内温水プールの基本設計については、建築基準法に基づく耐震構造を初めとする諸規定や国が定めておりますプールの安全標準指針などを遵守し、設備配置の集約化などを図りつつ、安全・安心な設備や施設としての検討を重ねてきた結果となっております。本屋内温水プールの再整備におけるこれまでの課題も踏まえ、今後、公共施設整備・再編計画に位置づけられた他の事業につきましてもさらなる検証が必要と考えております。今後、本計画の推進に当たりましては、次期総合計画の策定に合わせ新たな財政推計を行う中で全体の整備プログラムを再検証し、必要に応じ各事業費や財源の精査、実施時期の再検討などを行いながら、今後の財政運営に過度の負担がか

 

 

平成21年 5月 第1回 臨時会-0513

 

小澤幸夫 副市長 市長にかわりまして、議案第38号工事請負契約の締結についての提案理由を御説明申し上げます。
本案は、茅ヶ崎市屋内温水プール建替(建築)工事の請負につきまして、去る4月30日に一般競争入札を行いました結果、亀井工業株式会社が4億8825万円で落札し、5月7日に仮契約をいたしたもので、議会の議決を得たく、提案いたした次第でございます。
本工事は、老朽化し耐震上の課題を抱えていた旧施設を取り壊し、だれもが安心して健康づくりができるようバリアフリー化を図った新たな施設を建設するものでございます。主な工事の内容につきましては、1階にはスロープを備えた25メートルプール、子供用プール、ジャグジー等、2階にはトレーニング室、会議室を設置した建物工事と、駐車場、駐輪場、芝生広場等の整備を行うものでございます。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

○木村忠雄 議長 これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
松島幹子議員。

◆12番(松島幹子 議員) 今回の屋内温水プール建替工事は、建築で、建物本体の工事で4億8825万円ということなんですけれども、公共施設整備・再編計画の中では当初予算は全体として6億円であったと思います。今後、温水プールですので、電気工事ですとかさまざまな設備工事、それから、先ほど副市長のほうから御説明がございました駐車場工事や道路の工事、駐輪場工事をすべて入れますと、温水プール全体の工事の総額は6億ではおさまらないのではないかと思いますが、総額は幾らになる予定なのか、まずお答えいただきたいと思います。

○木村忠雄 議長 生涯学習部長。

◎菊池修司 生涯学習部長 お答えさせていただきます。
ただいまの松島議員さんの御質問でございます。今現在、整備をしたときに幾らかかるんだということでございますけれども、一応9億円を予算化ということで考えております。

○木村忠雄 議長 松島幹子議員。

◆12番(松島幹子 議員) さまざまな公共施設の整備再編が予定されている中で、当初予算が6億ということで始まったものが全体的に9億になる見込みだということは、茅ヶ崎市の財政にとってはゆゆしき事態だと思っておりますけれども、その理由につきましてお答えいただきたいと思います。

○木村忠雄 議長 生涯学習部長。

◎菊池修司 生涯学習部長 お答えをさせていただきます。
今の御質問でございますけれども、一応3億円ほど当初計画よりもふえているというようなことなんですけれども、この辺のふえた要因について申し上げるべきかなと思いますので、ちょっと御説明をさせていただきます。
今回、増額要因といったものの中には、県の水浴場――プールですね――等に関する条例等に基づいて、プールサイド等の広さの確保だとか災害時に対応した施設の充実といったバリアフリー化も含めまして、あるいは環境面に配慮したもの、こういったものを市民の方々と、いろいろと要望等も踏まえた中で、結果的に施設がボリュームアップしたという部分も含めて、施設の充実が図られた結果、ふえてしまったというようなことで認識しております。

○木村忠雄 議長 新倉弘保議員。

◆28番(新倉弘保 議員) 資料をいただいているんですが、立面図等を拝見させていただきますと、公共施設そのものについては環境に配慮せよという部分が十分にあると思うんですが、先ほどの御説明の中でバリアフリー化という部分ではよく理解できたんですが、そういった部分の配慮、例えば太陽光を屋上、屋根のところに設けるといったものは今回の工事には入っていないのでしょうか。

○木村忠雄 議長 生涯学習部長。

◎菊池修司 涯学習部長 お答えをいたします。
ただいまの新倉議員さんのお話でございますけれども、今言っていた9億の話の中には当然入っているわけですけれども、今回の工事、この部分につきましては、今言いました太陽光の工事につきましては、これからの電気工事に入るということでございます。

○木村忠雄 議長 他に御質疑もなければ、これにて質疑を打ち切ります。

 

平成21年 6月 第2回 定例会-06月12日

◎小澤幸夫 副市長 市長にかわりまして、議案第56号工事請負契約の締結についての提案理由を御説明申し上げます。

本案は、茅ヶ崎市屋内温水プール建替(機械設備)工事の請負につきまして、去る4月30日に一般競争入札を行いました結果、株式会社光電社が1億8721万5000円で落札し、6月1日に仮契約をいたしたもので、議会の議決を得たく提案いたした次第でございます。
本工事は、本施設に係る給排水衛生設備と冷暖房換気設備等の機械設備について整備を行うものでございます。
なお、本工事の入札に当たりましては調査基準価格を設定し執行いたしましたが、調査基準価格を下回る入札がありましたので、入札を保留し、茅ヶ崎市低入札価格調査委員会において調査した結果、適正な履行が確保できると判断したものでございます。

 

決算額

  • 建築工事 488,250,000円 亀井
  • 機械工事 187,215,000円 光電社
  • 電気工事 112,875,000円 ムトー電機
  • 道路工事 19,539,450円  大西
  • 公園工事 6,457,500円   (有)原田造園土木

 

 

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