茅ヶ崎ゴルフ場が庭園になったら・・・・。

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こんな感じになるのではないでしょうか?

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全国都市問題会議が先日、岡山市で開催されました。2日間でした。初日に岡山市の大森雅夫市長の  「人口減少社会における都市の活力創出」の講演の中で、特別名勝 岡山後楽園のお話しを聞き、見たいけれど閉園は17時なので無理だと思っていたところ、早朝開園しているとのチラシを目にして朝ごはんをあきらめて、朝6時にホテルを出て、会議の前に見ることができました。

岡山市は関西圏や関東圏への流出人口も多いのですが、流出よりも流入人口が多い市だそうです。イオンモールの近くの宿だったのでイオンの中を抜けて会議場までのシャトルバスに乗っていました。イオンモール内の専門店の多さに驚きました。地方都市に住んでいる人の方が住宅費等を安く抑えることができるので購買力があるという話を以前、聞いたことを思いだしました。

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歩きながら、茅ヶ崎ゴルフ場を思い出しました。茅ヶ崎ゴルフ場よりも少し狭い面積かなぁと思ったら、約14万4千㎡でした。茅ヶ崎ゴルフ場は約20万㎡。

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岡山藩主池田綱政公が造った大名庭園だそうです。水害や戦災で大きな被害を受けた後、江戸時代の絵図に基づいて復旧されたそうです。

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緑は癒されます。大急ぎで見学しましたが1時間で見ることができました。

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庭園内にある茶祖堂。利休堂を移築したものらしいです。

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タンチョウです。飼育されています。係りの方がついて放しています。

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園内には茶畑や田もありました。

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池には船もありました。横浜三渓園にもありますね。

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池には島がいくつかあり、これは島茶屋。

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朝日を浴びた大賀ハス。

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すぐ近くには岡山城があり、こちらも近くまで行ってみることができました。お城の中の広場では太極拳をしている方々がいらっしゃいました。

10/3から都市建設常任委員会で「空き家対策」をテーマに米原市、呉市、下関市を行政視察し、続けて都市問題会議で岡山市でした。視察報告、早く書きます。呉市の報告は私の担当でしたので下関市と岡山市で宿泊先のパソコンを使って書きました。呉市の視察報告はこちらに保存しています。

9月市議会での討論

平成28年第3回市議会定例会討論

1     議案第70号平成28年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第3号)について反対

保健所政令市になることには反対

  • 保健所設置準備関係経費1126万7千円が含まれています。保健所政令市になることには反対していますので賛成することができません。

亡くなった前副市長のホノルルでのサーフィンは公務災害と認められた

  • 公務災害補償関係経費3000万円については、地方公務員災害補償基金が審査をして公務災害と認めたものについては死亡見舞金を支払うことが条例で定められていますので、反対することはできませんが一言申し上げたいと思います。この条例による死亡見舞金の適用は茅ヶ崎市では初めての事です。先月の8月27日の新聞報道では前副市長死去 見舞金3000万円を支給へサーフィンで死亡と各紙が取り上げています。平成26年10月25日、当時の副市長がサーフィン中に水死した事故は、公務災害と認定された理由として当時の副市長がしていたサーフィンは日本を出発する以前から公務として行程に組み込まれていたとして、認定機関の地方公務員災害補償基金が認めたとなっています。当時の在ホノルルル総領事 重枝 豊英, シゲエダ トヨエイ総領事から平成26年9月9日にメールにて一緒にサーフィンをしないかという依頼があり、その後、電話にて日程調整をして姉妹都市提携調印式の翌日の帰国する日の朝7時からサーフィンをしたと秘書広報課に今回、改めて聞き取りをしました。認定請求書には服部市長が公務であるとの意見を付して公務災害認定請求書を送付したと報告を受けました。市議会では議長、副議長がホノルル訪問をする際には各議員に事前に行程表が配布されますが、事前に配布された当時の平成26年10月25日の市議会の行程表にはサーフィンは入っていませんでした。また、公務でサーフィンをなさることについては事前に市長部局からも聞いていませんでした。亡くなったことが病院で確認された時間は午前8時20分と報道がありましたが、死亡診断書はご遺族の意向で公表されていない中で公費での3000万円の見舞金については議員として市民の皆様に説明責任が果たせないことは申し上げたいと思います。

新たなハコモノは自粛すべき 予想以上に財政が厳しい

  • 補正予算には道の駅整備推進事業費1418万8千円と文化資料館移転・整備事業費1000万円が計上されています、27年度決算状況を見ると予想以上に財政状況が厳しいと思います。持続可能な財政運営のためには補正予算を組むことには反対です。

 

2      議案第76号茅ヶ崎市のまちづくりにおける手続及び基準等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例に反対

条例改正で高齢者用共同住宅の開発がしやすくなる・・・茅ヶ崎ゴルフ場にも適応の可能性

この条例改正で共同住宅を建てる場合、自転車置き場、自動車駐車場について設置する必要がないと市長が認めるものに対しては設置をしなくても共同住宅を建設することができるようになります。事業者としては敷地を有効に使ってできるだけ大きいものを建てて利益をあげたい、しかし、周辺住民にとっては日照確保にもかかわるというに中で、条例で定められている自転車置き場、自動車駐車場のスペースが不足していると指摘して事業者と交渉し建物を削っていただいた例も過去にはあります。今回の改正は、高齢者用共同住宅に限るとのことですが、反対いたします。

 

3      認定第1号平成27年茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定について反対

  • 27年度決算に予想以上に厳しい内容です。歳入の根幹をなす市税収入の歳入に占める割合は46.9%と県内平均49.3%を下回っています。歳入決算額の自主財源比率も平成21年度に大きく落ち、その後はほぼ横ばいだったのですが、26年度、27年度と下降しています。また、地方交付税も災害復興などへの影響もあって前年よりも約1億4千万円減少しています。市有地については公園にしてほしいなど市民の要望がありますが、市有土地売り払い収入は前年に比べて約419%増加、金額にして約1億1千万円増えており、苦しい財政事情がうかがえます。一方、歳出は前年と比べ約48.7億円増加。増加の主な要因は本庁舎整備事業、社会保障・税番号制度推進事業、景気の低迷や国の施策による扶助費などの増額によるものです。特に扶助費についてはこの約10年間で約96.4億円の増加と2倍以上に増加しています。前年に比べても約4億5千万円増加しており、今後も増加が予測されます。財政の弾力性を示す経常収支比率は97.6%と県内では3番目に高く、投資的な経費など自由に使えるお金がありません。また、27年度は財政調整基金を10億円取り崩し、歳入に繰り入れています。年度末の財政調整基金の残高は約43億円です。持続可能な財政運営であるために、経費削減と共に市はやらなければならない事を絞って行わなければならなかったと思います。
  • ホノルル市交流事業費 約1270万円でした。一方、国際交流事業関係経費は約15万円です。一般質問でも申し上げましたが、ホノルル市と他の国際交流の費用のアンバランスは顕著です。また、27年度もホノルル市・郡都市交流委員会などに自治法上の随意契約の金額限度額を上回る支出をしている事も反対理由の一つです。

温水プールガラス破損事故 完成図面と割れたガラスの仕様は違っていた

  • 温水プール管理経費については、屋外高温水配管改修工事1728万円、ガラスが破損した事故の修繕料が約900万円です。割れた耐熱強化ガラスを取り換えるとともに飛散防止フィルムを貼るための補正予算でした。補正予算の時にも申し上げましたが、10 年間の瑕疵担保責任を請求することができる場合に照らし合わせて自治法に従って検討すべきでした。平成27年9月7日に建築課で聞き取りしたところ、「工事発注時点では、今回割れた耐熱強化ガラスではなく、耐熱性能が良いペアガラス(複層で網入り)だった。しかし、プール施工事業者より、仕様変更書が出された。変更の理由は、網入りガラスと熱線吸収のペアガラスを想定していたが、熱割れの恐れがあるので製造業社が製造自粛していたための変更。協議した結果、市が設計変更指示書を出してガラスが耐熱強化ガラスに変更された。」と説明を受けましたが、その後、私が12月になって温水プールで泳いだ際に天井ガラスが説明では製造自粛していると説明をうけた網入りガラスであり、仕様変更理由の説明が矛盾している事に気づき、平成27年12月に温水プール建て替え工事の完成設計図を情報開示していただき確認したところ、割れたガラスは完成図面では耐熱強化ガラス+飛散防止フィルムとなっていました。建築課の説明では「おそらく修正漏れがあったと思う。」との説明で納得がいかないものでした。完成図面通りに耐熱ガラス+飛散防止フィルムであったならば、小学生5人が軽傷を負うこともなかったはずです。この件については内部調査もされないまま税金で修繕費を出したことについては認めることができません。

その他の議案については賛成。反対する案件のみについて討論しました。

緑の保全と緑化の推進について

「茅ヶ崎市緑の保全及び緑化の推進に関する条例」の見直し議案が出ています。9/23に私の担当の都市建設常任委員会で審議され賛成5、反対1でした。最終日9/30には本会議で採決されます。私、松島は賛成しました。今より緑の保全と推進は進みます。充分ではないかもしれませんが、法令上、今できる限りの対策を盛り込んでいると思います。

実効性がある工夫が盛り込まれた条例改正

茅ヶ崎市議会大3回定例会「議案第77号茅ヶ崎市緑の保全及び緑化の推進に関する条例の一部を改正する条例」です。

時間と体力と費用がかかる樹木の管理

樹木や樹林を守りたいけれど泣く泣く伐採する方が多いのが現状です。そのため↓

  1. 緑の管理団体制度・・・みどりが適正に管理されない事を防ぐために、みどりの管理団体が土地所有者等との間でみどりの管理のための協定(みどりの管理協定)を締結し、土地所有者等に代わり、みどりの保全及び管理を行う制度を条例に位置づけた。
  2. みどりの管理団体のメリット・・・市からの活動支援

所有者にとっても所有者でない市民にとっても有益でみどりの保全につながると思う。茅ヶ崎市独自の制度の創設

維持費や相続が発生して泣く泣く緑地を手放されることが多い

そのため、「市民緑地制度」を位置づけて今までの保存樹林だと市民が入ることができなかったが、「市民緑地制度」では市民が中に入ることができる事を条件に税制上の優遇策を規定している。契約期間20年以上等の要件で相続税が2割減。土地を無償て地方公共団体に貸し付けた場合には固定資産税、都市計画税が非課税となる。

スポット的な小さな緑地も守りたい

  • 保存樹林は、今までは500㎡以上だったが、300㎡以上にしてみどりを少しでも残すように規定している。
  • 保存樹木は、今までは対象でなかった高さ10メートル以上、または、幹回り1メートル以上の3本以上の樹木の集団も対象とする。

生物多様性が基本理念に

「生物多様性の確保」が基本理念に位置づけられた。今まではなかった。

「みどりの保全地区」の新設 茅ヶ崎市独自

いままでの特別緑地保全地区等、いまの精度では保全できなかったみどりを保全するために新設

新設の市民緑地での禁止行為と違反者に対する措置命令

市民緑地でしてはならない行為を列挙し、違反者には原状復帰させなければならない事等を規定している。

可決されればすぐに地権者等への周知に回る予定

条例の施行は来年、平成29年4月1日からですが、9/30の最終日に可決されれば、担当課はすぐに周知のために地権者等を回る予定とのことです。早く伝え、地権者等に改正に備えていただくことは重要だと思い賛成しました。最終日、可決され、一刻も早く実行される事を願っています。

平成28年度第1回茅ヶ崎市みどり審議会は、平成28年5月10日に開催され、6月28日に茅ヶ崎市みどり審議会の会長名でこの条例改正に対する答申が出され、平成28年度第2回茅ヶ崎市みどり審議会は、平成28年7月5日に行われ、最後の会ということで、会長のご挨拶と最後に言い残す事はないか?と委員に尋ねて散会しています。

 

エコサイトツアー「食とエネルギーの地産地消」

ちがさき自然エネルギーネットワークと茅ヶ崎市環境政策課温暖化対策担当によるエコサイトツアーに参加しました。申し込みはしたものの抽選にもれてがっかりしていたら、キャンセルが出たとのことで幸運にも参加できましたので、報告します。

シルバーウィークの最終日、9/19敬老の日に行ってきました。

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相模湾を見下ろすミカン畑です。耕作放棄地をボランティアの方々と共に管理しているそうです。ここまで登るのが大変でした。みかんはこんな急な山で作っている事を初めて知りました。作業はどんなにか大変だろうと思いました。

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晴れた日には正面に富士山も見えるそうです。

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ミカン畑の横にある小屋です。この木箱にミカンを摘み取り、しばらく寝かせて追熟してから出荷するそうです。

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小屋の入り口にあった機器。この小屋のエネルギーはすべてソーラーで賄われています。今後は小屋内の空調、湿度管理も含めてソーラーでできるように大学と研究中だそうです。

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ミカンの木の間から撮ったので非常にわかりにくいのですが、小さく上部にあるのがソーラーパネルです。小さいです。小ささにびっくりしました。

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ここで採れたミカンはジュースにして販売しているそうです。可能な限り農薬を使用せず、除草剤は一切使っていない栽培で、味は美味しいが見た目が悪いこともあってジュースにしているそうです。びっくりするくらいおいしいジュースです。かなごてファーム

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小水力発電です。開成町です。

  • 土地がほとんど平坦
  • 水路網が発達している
  • 酒匂川から引いた用水路が張り巡らされている

ことから小水力発電に向いているとのことで、らせん型の軸に直結した発電機です。

これ1台で一般家庭の3軒分ぐらいとのことです。平成26年から試運転を始め、平成27年7月から28年6月まで1年間の発電量は9万3000キロワット。金額にすると約30万円ぐらいだそうです。発電は水量によって変わり、用水路に水がないときには全く発電しないそうです。この1年間も3か月間は全く発電しなかったそうです。設置費用3600万円。資金回収はできないけれど子どもたちの教育のためにやっているとのことです。

「水路で発電」を低コストに、3人で設置できるマイクロ水車 (2/4) はネットで話題になっています。規模によって異なるが、人件費などを含め5~10万円程度で設置できるそうなので、どんどん技術開発は進むでしょう。

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とてもしっかりしたものです。

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このタイプは高低差が必要なので、高低差を付けるために水量計算をして用水路の底上げをして落差を出したとのことです。

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堰き止めて高低差を出しています。

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お昼はお弁当でした。お昼は瀬戸屋敷でいただきました。出迎えてくれた人形たち。

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敷地1800坪。イベントの時には入館料があるが普段は無料。4年間4億円かけて改修保存した建築物です。おすすめ穴場スポットです

 

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鈴廣本社にて 代表取締役副社長 鈴木 悌介さんからのお話し

実は私は、お話しをお聞きするのは2回目。昨年、小田原で開催された再生エネルギーの全国大会でお話しを伺い感動しました。さすが、二宮尊徳の歴史ある地だと思いました。以下、つたないメモより。

2012年3月よりエネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議の代表理事をされているそうです。現在370社ほどが加入しているそうです。

鈴廣はかまぼこメーカーとして有名です。創業は坂本龍馬の時代で今年で151年目だそうです。

人間の体は60兆個の細胞が3か月ぐらいで入れ替わる・・・どこかで・・・・

(人工関節のスーパードクター 巽一郎先生 からも同じことをお聞きしました。)

食は人を良くする仕事

「食」の漢字を分解すると人を良くするとなる。食の仕事は重大。やりがいがある。

食を通して

  • 健康になってもらう
  • 楽しんでもらう

幸せになってもらう

人と自分の境目はない。すべてつながっている

人と゜自分の境目ばどこだろうと考えた…たぶんないだろう。境目は意識だけで、すべてはつながっている。自分だけ、自分の家族だけの幸せではだめだ。地域のみんなの幸せを・・・。

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現在、日本全国に市民電力発電をやっているところは800から1000か所ぐらいあるだろう。

  1. ほうとくエネルギー・・地域のお金を循環させる。産廃の埋め立て地の後にメガソーラー
  2. 湘南電力…地元でつくった電力を買い取って売る仕事。地元サッカーチームのベルマーレとも提携して昨年はベルマーレに約150万円寄付し、その代わりに地元で子どもサッカー教室などを開催してもらっている。
  3. 小田原箱根エネルギーコンソーシアム・・・※プロパンガスから都市ガスを作る事は今は機械でできる。

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今お話しを伺っているのは鈴廣かまぼこの本社ビル ZEB です。住宅・ビル革新的省エネルギー技術導入促進事業としてネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業として経済産業省から補助金もいただいたとのことです。今はまだ、ここで取り入れたシステムは価格が高いけれど、みんなで使うことによってブレイクして価格は下がるはず。

原発が止まらない理由

原発や原発のごみは今は資産として計上している。原発をやめると言ったとたん、これらの資産はゼロになる。そうなると債務超過してバランスシートが崩れる。そんなことは出資している企業はできないだろう。株主の利益を守るのが社長の務めだから。

原発を止める方法

  • 自分の会社や地域で省エネ、再生エネルギーを作る事を小さくてもしっかりやろう。
  • 省エネ・再生エネルギーの取り組みが広がる事が日本を変えることになる。

鈴廣本社ビルの特徴

  1. 井戸水が豊富にあることから井戸水のエネルギーを最大限に使った空調システム
  2. 太陽光パネル
  3. 光ダクト(ハイサイドライト)を採用しLEDは自動調光システム
  4. 外調機を付けて湿度コントロールをした。

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上の写真が光ダクト。太陽光を鏡反射で室内まで明るさを利用している。

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室内に井戸水を利用した夏は涼しく冬は暖かい空気。個人個人の机の脚元にあり、風量を各自調節できる。上の写真は床です。床下からの吹き出し口の中身をばらして出してくださっている様子です。

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仕事をしている社員の方々と天井。室内には神奈川県産のヒノキがふんだんに使われている。節があるなかなか売れないものを積極的に使用したと聞きました。

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社員食堂です。

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やはり小田原産ヒノキがふんだんに使われていました。

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社員食堂のカウンターと奥は調理場。食を大切にし社員を大切にしている経営者の考え方が伝わってきます。

大変有意義な一日でした。連休のご多忙な中、お話しくださったり、ご案内くださった方々、企画してくださった方々に感謝いたします。ありがとうございました。聞いた者の務め、この事を皆様に知らせて少しでも実践していかなくてはと思いました。

署名活動9/19まで江の島ヨットハーバー

2638名の署名 神奈川県セーリング連盟より浅羽副知事へ9/27

神奈川県セーリング連盟の方々により届けられたそうです。遅れて出された方も多く、締め切り後にも増えたとのことです。私のところにも締め切り後にも届けてくださる方がいらっしゃいましたが、すべてセーリング連盟にお渡ししました。ありがとうございました。あとは県の対応を見守りたいと思います。

江の島ヨットハーバーの現状のまとめ

  1. 江の島ヨットハーバーに江の島を熟知しているハーバーマスターを常駐させてほしいことを訴えています。神奈川県セーリング連盟のホームページ にも書かれています。
  2.   不当解雇の可能性などの労働問題も含まれています。ブログには解雇された方が実名でコメントを書いてくださっています。
  3. 江の島ヨットハーバーの運営体制の改善なしにはオリンピック準備の議論さえ進まない状況です。現在の湘南港の管理体制を整えることが先決問題だとの意見がほとんどで、オリンピック準備のための利用者説明会では本来の議論が全く進みませんでした。神奈川県のホームページ第2回湘南港利用者説明及び意見交換会の概要 に議事録があります。

「最高のおもてなし」は万全の安全体制では

神奈川県では2020年のオリンピックへの取り組みを通して、セーリング文化をさらに広げようとしています。最高の「おもてなし」は万全の安全体制ではないでしょうか?      江の島は心休まる大好きな場所です。私は一利用者として署名活動をしています。皆様のお力添えを頂ければありがたいです。署名や取材をどうぞよろしくお願いいたします。ぜひ江の島へお越しください。皆様に江の島ヨットハーバーの状況をご視察いただきたいです。署名活動は週末だけ行っています。

これまでの経緯について

このブログのカテゴリー「江の島ヨットハーバー問題」をクリックしていただければ記事が出るようになっています。また、それぞれの記事の下にコメントで多くの方が書き込んでくださっています。

 

 

茅ヶ崎ゴルフ場問題 県議会での議事録

茅ヶ崎ゴルフ場問題について神奈川県議会議事録検索システムで茅ヶ崎ゴルフ場をキーワードに検索してみました。以下、検索結果コピーです。

 平成27年 第一回 定例会-02月24日-05号   神奈川県議会

〇知事(黒岩祐治) それでは、お答えしてまいります。この茅ヶ崎ゴルフ場を存続してほしいという声があるのは、私も十分理解しております。先ほど申し上げましたように、そういう条件をいろいろ課した上で、アイデアを募集しているところであります。茅ヶ崎ゴルフ場の跡地の利活用については、ご指摘のとおり、新たな事業が決定するまでにはある程度時間がかかるということはあります。その期間の利用のあり方も大変重要な課題であると考えております。
 そのため、先ほど申し上げましたが、本年4月以降の跡地の管理や活用方法について、現在、3者で協議を進めておりまして、遅くとも3月中旬までには方針をその場で決定してまいる次第であります。
  答弁は以上です。

日下景子議員 ご答弁をありがとうございました。
  最後に、要望を申し上げたいと思います。
  このゴルフ場の利活用に関しては、活用方針を先ほど伺いますと、範囲も広くて、ある意味、何でもありというふうに聞こえてしまって、約40社以上が現地説明会に参加されたとなると、かなりの提案がされるのではないかと推察されます。
  今後、県で求められる事業、例えば知事がおっしゃっているヘルスケア・ニューフロンティアとか、医療、ロボットなど、市で推進している事業、あるいは市で課題となっている、茅ヶ崎市は子供もまだふえているところで保育園も足りない、あるいはホノルルとの姉妹提携ができたのにホテルがないとか、いろいろな課題があります。ですから、今後それを生かした利活用を話し合っていただきたいと思います。
  また、この6万坪のうちの約6分の1の1万坪では、約2万4,000人ぐらいの避難ができるというふうに計算上なっています。先ほど言いましたように、クラスター率が高いこの地域で、今後も防災や環境に配慮した土地利用となりますように切に願っておりますので、ぜひよろしくお願いを、3月中旬に期待したいと思います。

 

平成28年8月12日に県が発表した土地利用方針と施設の例を比較してみました

県議の要望と同じものを赤字にしてみました。

  • 宿 泊 ・ 温 浴:宿泊施設、温浴施設
  • スポーツ・ヘルスケア:スポーツ・ヘルスケア施設
  • ウェルネス・メディカル:未病センター、リハビリテーションセンター等
  • 子育て支援・ 農 園:子育て支援施設、農園、地域交流スペース
  • 商 業:商業施設
  • 6 公 園 ・ 住 宅:公園、戸建住宅・集合住宅

県議会に声を届けなくてはならない

茅ヶ崎ゴルフ場の利活用については県議会議員にまずは声を届けることが必要です。

9月11日(日曜)の新聞 開発「白紙撤回を」神奈川新聞

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9月11日(日曜) 白紙を求める意見続出 毎日新聞

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江の島ヨットハーバー問題➍ 署名活動中

 週末は江の島ヨットハーバーへ 9月19日(祝)まで10日間実施

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2020年東京オリンピックの会場に決まった江の島ヨットハーバーのクラブハウスです。入口から入って右手に事務所がありますが、左の方へ進んだ場所で署名活動をしました。事務所からテーブルとイスを借りて場所を作っています。9/11(日曜日)、1日だけでしたが皆さん、御署名してくださいました。

9/11は、あいにく土砂降りでアンラッキーな日だと思っていましたが、雨なのでお昼時には皆さんが集まって署名をしていただき、ラッキーな日でした。100筆以上の署名が集まりました。

大好きな江の島のためなら署名活動は楽しい

座っていると様々な方が声をかけてくださいます。椅子もあるので座っておしゃべりして、楽しかったです。 セーリングの話、釣りの話、造船や船の内装をDIYしている話など、話題は尽きません。

江の島ヨットハーバーは県の施設です

県民の一人として、利用者として活動しています。県営のハーバーなのですから、どなたでも利用できます。茅ヶ崎からサイクリング道路を走って是非お越しください。今度の週末3連休も活動する予定です。

2020年東京オリンピックをきっかけに茅ヶ崎市にもセーリングができる環境を

茅ヶ崎の汐見台にある県のなぎさギャラリーをご存知でしょうか。

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134号線沿いにあります。

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134号線入口から入ったところです。駐車場が広く、広大な敷地面積がありますが、あまり活用されていないように思います。茅ヶ崎出身の野口宇宙飛行士の展示コーナーもあります。汐見台庁舎、なぎさギャラリーと呼ばれています。

【汐見台庁舎】〒253-0033 茅ヶ崎市汐見台1-7の活用を!!

「県では、オリンピックの開催とそれに向けた取組みを通じて、セーリン グの普及に貢献したいと考えています。 ・ そのために、多くの人にセーリング競技の魅力を伝えることで、セーリング競技の人口を増や し、神奈川におけるセーリング文化をさらに発展させたいと考えています。 」(県の議事録より引用)

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広い敷地に汐見台庁舎が建っています。

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1階は展示コーナーとして使われています。また、会議室などがあります。

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入口です。

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平日に行きましたが、誰もいませんでした。省エネのためか電気もほとんど消していて薄暗かったです。

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広いエントランスです。広いテーブルと椅子もあります。

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野口宇宙飛行士の展示コーナーです。

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入口に入ってすぐの案内板です。

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移築された茅ヶ崎の松籟荘です。室内にあります。

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敷地内の広い道路

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日陰のスペースでしょうか?メンテナンスされていない感じです。

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圃場というのでしょうか。植物が植えられています。

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奥の方には見晴台のようなものがあった記憶があります。

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植物を歩いてみることができます。

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庁舎へのエントランスも広くとられています。

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この写真は道路ですが、この道路を挟んで左右に公共施設があります。道路の向かって右側はなぎさギャラリーがある県有地、向かて左側は茅ヶ崎市立汐見台小学校です。両方とも写真には写っていませんが・・・。そして正面が国道134号線です。小さく黒くトンネルが見えますが、134号線の下には通路があり、このトンネルを通って海まで出ることができます。

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これは、汐見台小学校のHPからコピーした写真ですが、手前が小学校の全景です。その上に茶色く広場があるのがなぎさギャラリーや汐見台庁舎がある県有地の一部です。そして左端上に少しだけ写っているのが国道134号線で、この国道134号線と直角に交わっているのが上記の写真の道路です。この道は広さもあります。整備して県有地から出られるようにすれば、小さなヨットは船台に載せて海まで運べます。

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第3土曜日、年末年始以外は9時~17時まで開館していますので、是非見学してください。私は平日、1人で行きましたが、誰にも会いませんでした。もったいないと思います。

 

茅ヶ崎ゴルフ場の利活用に関する説明会の状況について❷

参加者のほとんどの意見は前回同様の白紙撤回

9/10(土曜日)午前9時半から市役所にて説明会がありました。参加者は約100名ぐらいだったと思います。満席でした。前回、席が足りなかったので多くして準備していたようでした。テーブル席はすでに満席で壁側の椅子席に座りました。

県は議事録を作成しHPに掲載すべき

関心が高い案件であり、住民にとっては住環境に多大な影響がある事なので、参加できない方のために議事録を正確に作成すべきです。質問しましたが、県の企画経営課からは明確な回答が得られませんでした。

江の島ヨットハーバー問題では議事録をきちんと掲載しています。会場でも明確に回答しています。

 第2回湘南港利用者説明及び意見交換会の概要

<以下、その中からの抜粋>

議事録の作成について (問) 県に都合の悪い部分は隠さず、議事録は正確に作っていただきたいと思います。 (答) 議事録は作成してホームページに掲載します。

★会場では明確な回答が得られませんでしたので、茅ヶ崎市の秋元企画部長に申し入れをします。民主的な進め方をしていただく第一歩になると思います。

主なご意見(私のメモより)

  • 建てられたら困るものとして住宅開発、商業施設という意見が多かったにもかかわらず、宅地として一部が売却されることになっている。一部、売却される宅地は茅ヶ崎協同(株)所有地ではないか?白紙撤回してほしい。
  • ゴルフ場継続の提案は3件あったと聞いている。評価はどうだったんだ?評価が低いというならば、評価基準そのものがおかしいのではないか?
  • 反対が多くて商業開発はできないと思う。この住民の意見をきちんと伝えて再検討してほしい。
  • 実際の議論の場は県議会であると思うが、県議会で議論していない。茅ヶ崎選出の県議会議員はどなたも来ていない。住民の反対がある事を伝えてほしい。県でもまじめに議論してほしい。
  • これまでの経緯について納得していない。近隣住民に対する情報の伝え方について問題がある。説明会についても公表されていない印象がある。今後どう伝えていくのか。
  • 計画地内広域避難場所と計画地外広域避難場所と2種類に分けて書いてある。計画地外広域避難場所も入れて6万㎡なのか?134号線の向こう側の砂防林も入っている。➡回答 内外合わせて6万㎡である。指定可能かどうかは市と検討していく。
  • パブリックコメントの結果は広域避難場所を守ってほしいというのが一番多かったはずである。パブコメの結果を尊重してほしい。
  • 優先交渉権者選定委員には当事者が入っている。第三者にならないのではないか?
  • 茅ヶ崎ゴルフ場の広さは、茅ヶ崎の中央公園5個分ぐらいだ。茅ヶ崎協同が持っているのが中央公園2個分くらいである。ホテルはチサンホテル、パシフィックホテルとどちらも継続できずに閉鎖した。ホテルを作ってどのように客を呼ぶのか?
  • ゴルフ場閉鎖の発端は何なのか?はっきりさせてほしい。
  • 県有地の売却には問題がある。旧藤沢高校跡地にはすでに110戸の住宅が建っている。
  • プロポーザルの本来の意味を考えると、これはプロポーザルではない。防災を総合的に考えるとプロポーザルにはなっていない。
  • どうしてこのグループが優先交渉権者になったのか?選定の経緯の記録が見たい。
  • ➡回答 宿泊については通年の営業は難しいという事業者の意見があった。
  • 緑が無くなっている。いろいろ建てても狭い道路を広げることは困難。地域は狭い道ばかりである。車が渋滞して環境が悪くなる。施設等を建てるのではなく緑を守り、環境を守る計画にしてほしい。
  • 詳細な計画図面があるはずだ。公開してほしい。➡回答 あるが、それがそのまま計画通りに建築されるわけではないので未公開。
  • 借地料、売却費の評価基準の情報公開をしてほしい。
  • 川崎市は市営のゴルフ場にした。普段はゴルフ場だが市民開放日を設けて運営している。勉強しなおしてほしい。
  • 現在のゴルフ場から商業施設へと軸足が動いたのはいつか?決定のプロセスに疑問がある。
  • 意見交換を踏まえて計画変更の可能性はあるのか?イエスかノーかで簡潔に答えてほしい。➡回答 イエスだ。ただし、これを踏まえてお示しさせていただきたい。(役人言葉で何を言っているのか意味不明という参加者の声多数)
  • 宿泊施設は無理なのになぜ計画では放置するのか?
  • ゴルフ場の海抜は約2メートル。水がたまるだけで遊水機能がある。しかし、開発されれば周りの宅地に影響が出る。周りの宅地が浸水する恐れが出てくる。➡回答 市は当然のことながら様々なことに対応できるようにと思っている。
  • この進め方は茅ヶ崎市民の人権を踏みにじった進め方。茅ヶ崎協同(株)は地元への説明責任を果たしていないし誠意が感じられない。
  • この開発には茅ヶ崎住民の命がかかっている。命の責任の所在をはっきりさせてほしい。事業者なのか、茅ヶ崎協同なのか、市なのか、県なのか聞きたい。
  • 計画にある公園は新住民のプライベートパークになるのではないか?
  • 私たちの広域避難場所は検証されずに砂防林になるのは納得できない。
  • 広域避難場所については訴訟になる可能性がある。訴えられる可能性がある。➡回答 選定された事業者と課題を検討し、包み隠さず順次やっていく。
  • 住民の質問にすべて答える形での説明会をやってほしい。
  • スリーハンドレッドゴルフクラブには首相も通っている。茅ヶ崎市は自然豊かで利便性がある地域である。知事も見に来たそうだが、地図を示しているネット画面が粗すぎる。ラチエン通りまで計画地域になっている。こんないい加減な公表の仕方はあるのか。134号線の砂防林には逃げられない。わかっているのか。どこまでご存知の上でプロポーザルをやったのか。これだけの工事をやると大変な状況になる。交通事故も発生するだろう。
  • 2015年9月3日に企画経営課の星さんに聞いたのは不動産鑑定はまだやっていない。」と聞いた。今回の借地料などは最新の不動産鑑定で決めたのか?➡回答 募集事項を作るときに鑑定した。今後、参考価格は変わることはない。
  • ゴルフ場の中に市民が入れる機会を作ってほしい。実際に現地を見ないと市民も今後の事を正確に考えることができない。
  • 今回の説明会が、どちらか1回、先着50名と言うのはおかしいのではないか。
  • 5月26日に企画経営課の星リーダーに会って話を聞いた。その時にすでに「広域避難場所に砂防林の敷地を入れる。」と言っていた。<・平成 28 年5月 16 日(月)~5月 20 日(金) 応募図書の受付 ・平成 28 年6月 10 日(金) 第1次審査結果通知 ・平成 28 年7月 28 日(木) 第2次審査(プレゼンテーショ ン及びヒアリングの実施)>の予定で進んでいるのを考えるとおかしいのではないか。5月26日、この時にはすでに事業者と話し合っていたのではないか?
  • 緑があるのをなぜ加点しないのか。広域避難場所については県も市も配慮すると言っていたのに。なぜ加点しないのか?
  • 砂防林を広域避難場所にすることについて、これから検討すると言っているのはおかしい。4月に市が出している3者協議の議事録の中で砂防林は広域避難場所に指定できないと出ている。「砂防林が広域避難場所に指定できるのならば、とっくに指定している。」と議事録にある。つじつまが合わないのではないか。
  • ➡回答 加点しない理由は、緑を残す事は必須事項なのでいれていない。再質問 それでは答えになっていない。緑をたくさん残すのと少ししか残さないのでは全く違うのに、どの計画も緑を残す広さは同じなのか?
  • ゴルフ場を残してほしいという意見がほとんどだった。録音記録を知事や事業者に聞いてもらってほしい。
  • ゴルフと言ってもグランドゴルフ、ミニゴルフなどのゴルフを入れてほしい。私たちが言っているゴルフ場は今のゴルフ場、営利の大人のゴルフ場だけではない。子どもも大人も遊べるゴルフ場にしてほしい。そういうゴルフ場を残してほしい。
  • 茅ヶ崎市の秋元企画部長より閉会の言葉…協議を継続して今後も皆さんからご意見をいただいた参りたい。

(ここまで、当日のメモより)

 大人も子どもも一緒に遊べるゴルフ場

最後に出たご意見です。印象に残りました。孫と一緒に遊べるゴルフ場が良いねと言う声も聞こえました。

2020年の東京オリンピックまでには間に合わないのでは!??

茅ヶ崎ゴルフ場を事業者の提案のように開発するためには用途地域の変更が必要です。今の状況では宿泊施設を作ってもオリンピックまでには多分間に合わないだろうという声が多数ありました。私も間に合わないのではと思います。用途地域の変更の手続きは、周辺住民の概ねの合意ができているということで進みます。周辺住民の合意までは年月がかかると思います。

茅ヶ崎ゴルフ場問題と江の島ヨットハーバー問題の共通点

❶どちらも神奈川県が対象である事

  • 茅ヶ崎ゴルフ場の土地の約60パーセントは県有地です。
  • 江の島ヨットハーバーは県所有で、管理運営者を県が指定管理者制度で決定しています。

❷どちらも人の命がかかっている

  • 茅ヶ崎ゴルフ場は火災クラスターから逃げ込む広域避難場所であり、津波で半分まで浸水する地域です。もしも、浸水しないとされている現在の広域避難場所が開発されて宅地となってしまえば逃げ込める場所がなくなります。134号線を渡った海岸にある砂防林まで広域避難場所にしても逃げ込めません。
  • 江の島ヨットハーバーのハーバーマスターの問題は、重大です。いざという時の救助体制は命にかかわる問題です。

❸どちらも皆で声をあげなくてはならない

粘り強く、ばてないように楽しみつつみんなで頑張りましょう。

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昨日、買ったパプリカです。産直のものです。パプリカは網で焼いて真っ黒にして、皮をむいて千切りにしてオリーブオイルと塩でシンプルに味付けをして冷やすとおいしい前菜になります。地元の食べ物を料理することは自然からパワーをたくさんもらえます。

お弁当を持って江の島へ行きます。懐かしい知り合いにも会えそうです。何でも楽しんでやらなくては!!お天気がいまいちですが、お会いできます事を!!

 

江の島ヨットハーバー問題➌

神奈川県セーリング連盟のリードで署名活動が始まりました。

『桑名眞彦氏のハーバーマスター職位の復権』を願う 署名のお願い

  署名期間は本日、9月9日~9月19日 までの10日間です。クリックしていただけると神奈川県セーリング連盟のHPの署名欄にリンクさせています。(HPのトップにも載せています)私も署名用紙を持って回ります。ご協力よろしくお願いいたします。

以下、奈川県セーリング連盟の署名のお願いの冒頭よりコピーしました。

江の島ヨットハーバーにおいて常駐の「ハーバーマスター」が不在であるという事態が今年4月以来続いています。海上活動の対応は「人の命」にかかる問題であり、ハーバー利用者として、看過できない事態となっています。

署名はどなたでもできます!!

ヨットハーバーの利用者でなくても署名はできます。また、ヨットハーバー見学等もできる限りご案内いたしますので、お声掛けいただければ有難いです。よろしくお願いいたします。

署名は嘆願書と共に県知事に提出

その上で、署名目的及び結果(賛同署名数)を、湘南なぎさパーク株主及び同社役員、神奈川県監査事務局、神奈川県土木部(指定管理発注責任部署)へ提出する予定となっています。

朝日新聞9/8に江の島ヨットハーバー問題の記事が出ました。

湘南版のど真ん中、良く目立つところに記事が出ました。記事によると、やっと県も動き出して調査を始めたようです。

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神奈川県藤沢土木事務所 許認可指導課へも行きました。

9/6、ハーバー利用者の方と共に藤沢合同庁舎へ行ってきました。面談した許認可指導課は指定管理者がきちんと管理するように指導しなくてはならない課ということでした。

「何とか署名が始まる前に是正措置をとっていただきたい。愛する江の島ヨットハーバーの恥を世界へさらさなくて済むように早く動いていただきたい。」と伝えてきました。署名の用意ができてから1週間は待ちましたが、もう待てないということで署名が始まりました。

神奈川県のHPに第2回湘南港利用者説明及び意見交換会の概要が掲載されています。

以下、ハーバー問題についてのみ議事録をコピーしました。オリンピックのための船の移動などについての説明会であるのに湘南港ハーバーマスターについて等、管理運営についての質問がほとんどでした。

(問) 前ハーバーマスターの方が、3月でハーバーマスターの職を解任されました。その方はレ ース運営などの知識が豊富で、オリンピックでも活躍していただけるものと思っていました。 また、移設の意見や移転先、移転作業など含めて、県とのパイプ役をやっていただくものと 思っていました。前ハーバーマスターの復帰に対する嘆願書を知事や㈱湘南なぎさパーク (以下「なぎさパーク」という。)の株主に送ろうと思っていました。しかし、その方がい ないことで、利用者とのパイプ役をなくし、移設する際の艇の扱いや江の島でのレース運営 のノウハウを熟知した人材をなくし、困るのは県なので、嘆願書を送るのは見送りました。 県は、オーナーのことを考えているとは思いません。 本日の内容は、クレーン費用など全体的に利用者の負担が増える内容です。オリンピック のため、利用者は移設すべきで、協力しなければ強制排除の本音があるように思えます。利 用者団体の結成があるようなら賛同したいと思います。(答) 指定管理業務を県が発注してなぎさパークが受注しています。県として、特定の人をハー バーマスターとして置くよう指導することは、契約上できません。しかし、利用者と管理者 の信頼関係を築くことは大切だと思っています。前ハーバーマスターの方が長年かけて湘南 港を支えてくれたことは承知しています。その方には何らかの形で関わっていただけると信 じています。 安全管理におけるハーバーマスターの重要性は認識しています。湘南なぎさパークからは 体制をしっかり組むと聞いています。県では、体制をチェックして指導するということをや っていきたいと思います。 湘南港ハーバーマスターについて

(問) 指定管理を受けた時に、ハーバーマスターのことを強調して、他社よりも良い点を取った と思われますが、それを消してしまっています。指定管理の条件に違反していると思います が、その点は県で指導できるのではないでしょうか。 (答) 指定管理業務の中で、ハーバーマスターの内容は含まれています。ただ、最初の契約で、 ハーバーマスターを置くとはなっていません。湘南なぎさパークからハーバーマスターを置 いて管理するといった提案があり、それがいいということになりました。ハーバーマスター が大切であることは認識していますので、指導・チェックはできますが、特定の人物を置く ように指導することはできません。 湘南港ハーバーマスターについて

(問) 利用者が前ハーバーマスターの方でお願いしたいと言っているのだから、その方向で進め ていただきたいと思います。そうしないと、この移設の話は進みません。 (答) お気持ちはわかりますが、県が特定の個人の方をハーバーマスターとするよう指導するこ とはできませんので、御理解いただきたいと思います。

(問) 県にはなんのノウハウもありません。今までは、前ハーバーマスターの方のノウハウでや ってきました。だからなぜその方を外すのかという話です。ノウハウを持っているのは彼で す。この問題が解決しないと話はしません。 (答) 県では、手探りの状態で、専門家の意見を聞きながら準備を進めています。県知事の言う ノウハウとは、50 年前のオリンピックの実績のことや、江の島でのレース開催の経験をふま えてレースエリアの設定や漁業関係者との調整などをどうやってきたかという蓄積のことで す。 (答) 県では、組織として仕事を進めています。その中に、ヨットハーバーとの連携も含まれて います。県知事の発言は、県知事や県職員個人ではなく、神奈川県という組織としてノウハ ウがあることを説明したものです。湘南港等を管理していることや、例えば県セーリング連 盟との連携を通じて、経験の蓄積があることを指しています。 (答) 神奈川県が大会を運営できるとは思っていません。江の島でオリンピックをやっていこう というのが知事の考え方です。当然、競技の運営については、競技団体が主体となってやっ ていきます。神奈川県としては、様々な競技団体と連携しながら、この大会を成功させてい こう、その舞台として江の島がふさわしいということを県知事が申し上げたものです。

(問) 昨日も参加しましたが、皆さん方にぜひ知っていただきたく今日も質問します。ハーバー マスター解任について、理解できない点があります。 前ハーバーマスターの方は定年を超えて1年更新の再雇用契約となっていますが、3 月末 で契約を更新されず解任され、引き継ぎ期間は不明です。ハーバーマスターだったその方は オリンピックに向けてレース運営などの長年培った経験を活かしてくれると思っていました。 御承知のことと思いますが、県知事は国際試合の実績があるということで江の島に招致しま した。が、その陰の力はハーバースタッフであり前ハーバーマスターです。万一新参のハー バーマスターの不手際で死亡事故が起きたら誰が責任をとるのでしょうか。最終責任は神奈 川県であることを御承知いただきたいと思います。 また、ディンギーおよびクルーザーを含めて、利用者との長年の付き合いを含めてパイプ があります。皆さん、県及び事務方がレース運営の細々したことができると思いますか。今 後船の移動をする・しないは大半の方が決めかねている状態であり、移動しないという意見 もあります。その点を含めて前ハーバーマスターの方が移設の可否、意見および移設先や移 設作業など含めて県とのパイプ役を担ってくれると思い、オリンピック終了まで続投を県に 検討させるべく、皆さんに嘆願署名をお願いし、県知事そしてなぎさパークの株主に提出す ることを検討しました。しかし、県より砂防海岸課を紹介され、なぎさパークの人事につい てはとやかく言う内容ではないとの回答です。これから新規にハーバーマスターを採用して 養成するとのことで、既に募集活動をしています。しかし、30 年以上のキャリアを引き継ぐ ことは当然2~3年以上は必要だと思います。本来であれば、前ハーバーマスターを解任す る前になぎさパークは後任者を育成する必要がありましたが、それを怠り今日に来ています。 視点を変えると、一番困るのは県及びなぎさパークなので、嘆願署名運動はしません。こ れから移設するか否かのパイプ役をなくし、船の扱いのノウハウを持ったものをなくし、江 の島でのレース運用のノウハウを熟知した人材をなくします。 ここで皆さんにお伝えするのは、その点などを踏まえ本気でオーナーのことを考えている とは思えないということです。今まで説明会を度々参加して、ようやく今回一部の具体案が 出てきました。しかし、アンケート結果の中で一部反映されていないことがあります。それ は、先ほど述べたように元々移動しないという意見もあります。 最後に、江の島ヨットハーバーの利用者は 50 年目に開催されるオリンピックだから当然 のごとく無条件で移設に協力すべきで、協力しなければ一年更新ですから今後更新しないで 強制排除に本音があるように思います。これらを鑑み、ぜひ県及びなぎさパークに対抗して 団体を結成し、ないしは既存の団体、「湘南港クルーザー利用者の会」が動くのであれば自 分も賛同します。以上、現況をお伝えしました。 (答) 昨日も申し上げましたが、改めてなぎさパークと神奈川県の関係について説明します。な ぎさパークは湘南港の管理・運営を行うための指定管理者で、神奈川県となぎさパークは発 注者と受注者の関係です。皆さんの思いもわかりますが、県がなぎさパークの人事に介入す ることは難しいです。現在、前ハーバーマスターの方は顧問として勤務しており、湘南港に は関わってもらっています。 今後どういう状況になるかはわかりませんが、前ハーバーマスターの長年蓄積された経験 や知識をいただきながら、県はしっかりと湘南港の管理を行っていきたいと考えています。

(問) 「使い勝手のよい湘南港」にしていきたいということに対しては期待しています。ハーバ ーマスターの件は真剣に受け止めていただきたい。ハーバーマスター不在の状態はあっては ならないことです。ハーバーマスターは安全に関わるので、早急に対応していただきたい。 また、マリーナの空き状況は確認して示していただきたい。皆不安になっています。また どこのマリーナに移動するかによって不公平感が出ると思いますが、なんとか対応をしてい ただきたい。 (答) マリーナ空き状況については、個別にお問い合わせいただければ、現在把握している数字 をお示しできます。移動先の選定について、抽選の際の不平等については、今後利用者の皆 様との個別調整を予定していますので、そこで意見を伺いながら調整していきたいと思いま す。

(問) なぎさパークはとんでもない会社です。コンプライアンスに問題があると思います。県は 株主として機能を果たしているのでしょうか。何人辞めているか知っていますか。これは大 きな社会問題になります。命がかかっている仕事なのだから、社長は即刻解任すべきです。 業務監査をするべきだと思います。 (答) ハーバーマスターの件は、この場で株主責任として私個人が申し上げることはできません が、重く受け止めます。今はこれ以上のことは言えません。

(問) ハーバーマスターの件は雇用問題であり、県が立ち入れないとの回答がありましたが、雇 用問題でなく、ハーバーの安全上の問題です。なぎさパークはハーバーマスターを就職情報 誌やホームページで募集しています。ハーバーマスターを中心に救助活動、水先案内を行う など、ハーバーマスターが一番安全管理に従事しており、我々も皆ハーバーマスターの電話 番号は携帯に入れています。そのハーバーマスターを就職情報誌で募集している状況はこれ からオリンピックを迎える湘南港にとって、こんな恥ずかしいことはありません。指定管理 の事業計画を見ましたが、今の状態はおかしいと思います。指定管理者を決めたのは県であ り、指導を行うのは砂防海岸課なのですから、きちんと対応していただきたい。 (答) 事業計画の中ではハーバーマスターを中心に出艇に関する指導業務を行うことになってい ます。前ハーバーマスターの方も湘南港を愛しており、顧問として今後もハーバーの運営に 協力をいただけると、なぎさパークにも確認をしています。今後は、皆さんの意見を受け止 め、指導監督業務をしっかりしていきたいと思います。

(問) ハーバーマスターの件について局長に伺います。今日の質問の5割以上はハーバーマスタ ーの件になっています。オリンピックにおける艇移動の問題と、ハーバーマスターの件はま ったく関係ありません。それなのに、本日も半分以上がその話題となっています。ここが 我々と県のギャップです。このハーバーマスターの問題について、局長の認識を聞きたいと 思います。 (答) 正直言いまして、昨日の説明会まで、ハーバーマスターの問題(がそこまで大きなものと) は認識していませんでした。今回の説明会で、皆さんがこの件について様々な意見を持って おり、県に対しても様々な御意見を持っていることがわかりました。私の段階でどうこうで きるわけではありませんが、今後県土整備局ともよく話して調整し、整理をしていきたいと 考えております。